【フランシス・フクヤマ】米国の根深い「二極化」という持病

2016/11/30
取材も終盤に差し掛かり、話題は「民主主義」へと移った。
フクヤマ氏の主著「歴史の終わり」では、民主主義は社会制度の最終形態であり、共産主義に対する民主主義の勝利が確定した1989年、「歴史は終わった」という結論が提示されている。