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「空席の最高裁判事の指名を保守系にするためにトランプに投票する」という行動が実際に取られた可能性があるという話は別の機会に聞いたことがあります。ダイバーシティ=ポリティカル・コレクトネスを装うのに疲れた人々がたくさんいたことも事実でしょう。

歴史を顧ると、振り子が大きく左右に振れる中で、国の座標軸を少しずつ修正しながら定めてきたのが人間です。トランプ大統領の出現という劇薬も、その一つの例かもしれません。振り子が右に動く次の4年の間に、米国の人々がどういう座標軸を見出すのか、注視していきたいと思います。
学校現場では人種差別反対、反植民地主義という名目で西洋文明とキリスト教を否定する自虐教育が横行、一方、この記事の通り、ポリティカル・コレクトネスと称する言論統制がまかり通っている現状にアメリカ国民が「No」を突きつけた選挙だったと思います。

隠れトランプ支持者のコメントがアメリカのニュースサイトにあがってました。

『リベラルに牛耳られたメディアはポリティカル・コレクトネスでがんじがらめになって、本当のことを全く伝えない。メディアなどアテにしないで、自分で足を運んでトランプが何を言っているのか、本当のことを聞きたかった。』

と。こういう人達がせっせとトランプの集会に集まってきた、と言います。
【国際】私はリベラルが負けたと同時に、エスタブリッシュメントが負けたと認識している。そして、リベラルもエスタブリッシュメントもその敗北を心情的に受け入れられないから反トランプ・デモに発展しているのだと思う。

捲土重来を期すためには、情緒に訴えるのではなく、なぜ負けたのかを徹底的に解明することである。特に民主党はマイノリティに対するアウトリーチ戦略に長けていながら勝てなかった点を重く見るべきだろう。それができなければ、2年後の中間選挙も勝つことができない。逆に2年後の中間選挙で勝利し、その後の予算・立法活動において存在感を示すことができれば、トランプ政権を2年でレームダック化させることごできる。

今の民主党に、歴史家のジョン・ダワー的に声をかけるのであれば「敗北を抱きしめて」となるし、『スラムダンク』の山王工業の堂本監督的に声をかけるのであれば「負けたことがあるというのが、いつか大きな財産になる」といったところかな。
今更ですが、トランプ支持者にとってはヒラリーさんの応援演説でレディーガガやマドンナなどのセレブリティ=大金持ちがステージにあがったり、ハリウッドスターやシリコンバレーの人達が応援すればするほど格差を見せつけられイライラしたのでしょうね。あそこで中西部や南部などの所謂普通のアメリカ人がステージに上がって、ヒラリーを応援します!と言っていたらまた違ったのかも。タラレバですが。
弁護士の山口真由さんによる、リベラルエリートの反省論。

最高裁判事の話やペンス副大統領の本質など、新鮮な視点がたくさんありました。
人の好き嫌いに人種がからむとレイシストってなるからややこしい。ポリティカルコレクトネスが村社会の村の掟みたいになっている。
大統領にはなれなかったが、クリントンの獲得票は過半数を超えた。圧倒的に勝たないと正義に反するとするリベラル派の思考にも課題があるのでは無いだろうか。考え方のちがいを全く無視する思考は限界を露呈した。修正すべき時期にトランプが登場したのだろう。
インターネットが広がる事で、ここに書かれているリベラルという概念がもっと幅広くなっていくかもしれませんね。皆さんもFacebookだけでなく、TwitterやInstagramも利用するようにインターネットを通じてそれぞれ違う世界のアリゴリズム(思想に近しい)ものを見るようになっています。

それに慣れた人たちは、果たして自分が何を信条にしているかという事よりも、日々目にする事の方がより重要になってきているのだろうと、選挙中のソーシャルメディアでの反応をみて個人的には感じています。
ホワイト・ハウスの補佐官や閣僚人事の動きを見ていると、アメリカが大幅に右翼化し、人種差別や人権の侵害が大手を振ってまかり通る社会になる可能性は大きい。社会保障や医療保険も縮小し貧しい白人はますます困窮に苦しむことになる。減税で大会社や金持ちの収入は増え格差が広がる。その過程にトランプ氏を支持してきた貧しい白人の生活はより厳しいものになるのは皮肉的だ。トランプ・ダイナスティ―がより強いものになり、それに不満を持つ市民がまた民主党の政権を支持することになりそうだ。アメリカの歴史は帝国主事的拡大と孤立主義のサイクルが繰り返してきた。これが民主主義なのであろうが、倫理観とビジョンのないアメリカの指導者がこれから世界をリードできるとは思えない。背景にある物質的にも精神的にも貧しくなっていくアメリカの中産階級に失望を感じる。
最高裁判事の話は重大ですね。
この連載について
下馬評を覆しての「トランプ圧勝」。トランプ大統領の誕生は、世界の大きなターニングポイントになる。トランプ後の世界はどんな世界になるのか。経済・日米関係、米中関係、米ロ関係などの切り口から将来を展望する。