ドル108円台半ば、ドル指数は11カ月ぶり高水準=NY市場
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米国の長期金利の急上昇ぶりには目を見張るものがありますね。昨日時点で2.263%。一方で日本の長期金利は日銀のイールドカーブ・コントロールによって大きくは動いていないですが-0.01%。実質値はインフレ率が米国プラス圏に対して日本0〜マイナス圏にあるので名目値ほどの開きはない状況。
日米の長期金利差が名目値、また名目値ほどでないにせよ実質値でも広がる中、どこまでドル高円安となるか。目先節目の110円、5/30 111.43円、4/25 111.90円が射程に入ってきたように見えますが、期待先行で短期間に一方向に動きすぎの感もありますので、いつ調整が入ってもおかしくはないでしょう。
市場が上にしても下にしても過剰反応している時は静観に限ると個人的には思います。手がかりがないと動くに動けませんね。