新着Pick
NewsPicks編集部

この記事は有料会員限定の記事となります。

121Picks
シェアする
Pick
Pick に失敗しました

人気 Picker
お,親父後編.久々に実家に帰りました.
ほんとに親子だったんだね
確かに最近日本は石油の国際動向などに興味を失ったかもしれないですね。尖閣も北方領土も興味を持っていない。それは自分たちの生活に関係ないと思ってるから、というのは確かにそうかもしれません。オイルショックから40年も経ってるので、忘れたんでしょう。
この感覚は日本人だけの問題ではなさそうです。事実アメリカはトランプが勝った。国際動向よりも自分の手の届く範囲の話をして欲しいんでしょう。イギリスのEU離脱も同じ構図なんですよね。そう考えると日本は少し違うように感じます。自民党は昔から地方に強く、一票の格差を本当にうまく使っています。選挙に強いというのは得票率で勝つのではなく、選挙制度を理解した上での戦略を立て、そのルールのもとで勝つ、という事です。そういう意味ではグローバル対ローカルを最も理解している先進国なのかもしれません。いや、そもそも民主党が弱すぎたのかもしれませんが。
国際ジャーナリストという肩書き、勝ち組・負け組という概念も落合信彦氏が広めた。そしてスーパードライも(笑)。

キャッチーに国際政治を若者に語れるジャーナリストが減ったように思います。池上彰氏が相当するのかもしれませんが、時代を反映してか、落合氏より大分草食な印象。スーパードライというよりはエビスな感じ?
近視眼的に自分が得をするかどうかで物事が判断されるようになってきていることについて「世界がトランプ化している」という言葉で警鐘を鳴らされています。自戒の意味も込めて、強く心に刺さる内容でした。

渡辺京ニ氏の著書「未踏の野を過ぎて」で、現代の生きづらさについて語られていたことを思い出しました。現代の価値観は「人にはみな素晴らしい個性というものがあるのだからそれぞれが素晴らしい人生を送らなければならない、そうでなければ生きる価値がない」という個性の幻想のようなものがあるという指摘がされていたと記憶しています。平凡の忌避と言いますか、そういったものによって、自分の人生をいかに人とは違う形で生きるかに必死にならなければいけない世の中になっている。それが異常な自己顕示欲となってあらわれていることの不気味さが語られています。自然や周りの環境に対して自分の範囲でできることをやって貢献しようとしていた世の中とはだいぶ異なります。そして、東日本大震災に対する反応がデリケートすぎるとの批判もあり、人類の歴史に度々あったカタストロフィを忘れ近視眼的に日本の終わりであるかのように嘆く姿の不気味さも指摘されています。
(以上は本著の主張として私が認識したことであり、もしかすると著者の意図と異なる点があるかもしれないことはお断りしておきます)

いつの時代と比べてそうなっているのかは難しいところなのでしょうが、近現代の歪みのようなものが色々なところに出てきていると感じます。ローカルな場で環境との一体感の中で生きていた頃の方が実はより大局的に物事を捉えることができていて、それが世界はグローバルになっているのに個々はどうしようもないほど自己に向くようになっているという大きな逆行を感じます。
この種の議論で気になるのは今起きていることなのか、最近の若いものは的な発想で以前からそうだったのを今起き始めた風に語りたくなっちゃってるのか。