トランプ次期大統領 「メキシコとの国境に壁築く」
NHKニュース
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トランプの「メキシコとの国境に壁築く」というのは極めて政策的。決して移民差別ではなく、単に不法移民を取り締まる目的だからだ。その壁のコストを、不法移民が絶えないメキシコに要求するのがどうして批判されるのかも理解できない。
メキシコの経済発展を支えているのもアメリカ合衆国で、メキシコ政府も積極的に協力すべき問題だ。マスコミが間違ったのは、マスコミこそがポピュリズムに走り、弱者やマイノリティを援護して聴き感触の良い論調をするだけで、政治的問題の本質に目を背けたことだ。「一定の地域では壁のほうが適切だ。一部ではフェンスもありえる」という言い方。「壁」とは、①物理的な「壁」、②フェンス、③より厳重な国境警備を抽象的に「壁」というものの3種類があるはずで、②と③はオバマ政権やヒラリーの主張にも含まれていたものです。トランプ氏も全て①でいこうとは思ってるはずもなく、議会共和党との折衝の中で、①は必要最小限に象徴的なものになるでしょう。
メキシコ側の国境付近に住む人に不法移民のことを聞いた記事を前に書いておりましたので、よろしければ。
https://note.mu/tonfi/n/n74f04af2a4c91961年に建設されたベルリンの壁が全長155kmで費用は25億円。その後のインフレ率から換算した現在価額で約200億円。
アメリカとメキシコの国境は約3,200km。ベルリンの壁と同じ単位あたりコストだと約4,150億円となります。
物理的な壁を作るだけなら大した金額ではないですが、人々を断絶する心理的な壁を作ることのコストはいかほどかという話に思えます。