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注目のコメント
個人的に意見としては、記事後半の
>中国の人件費が上昇し、インドネシア、ベトナム、インドのようなライバルが製造業を拡大する中で、物価抑制に中国の輸出が果たす役割は縮小した。
と同意見。品質に劣る中国製品の値段が安くなければ、昔みたいに世界経済を席巻することはないと思っています。
ただ、歴史から学ぶとすれば、これまでずっと中国(支那)とアメリカは裏で繋がっていましたので、貿易戦争と言いながら、うまく手打ちしていくと思われます。アメリカの政治にも経済にも、本当に至る所に中国関係者は入り込んでいます。本記事はNYTの翻訳記事、下記はWSJの翻訳記事。本記事で「軽工業はもっと安価な生産拠点を探して中国から移転している」とあるが、その動きはあるものの、人件費の高騰を考えると驚くほど軽工業は中国に残っているというのが下記の論旨・データ。自分も意外だったので、本記事を読んで思い出した。
ただ、記事にあるBoeingとAirbusの関係、前からコメントしてきた中国でシェアが高いGM。またiPhoneの生産や衣料品など、米国が世界一の経済大国であるからこそ中国から見た時の輸出地として存在感が大きい製品。競合企業や競合国は、もちろんこれを機に攻勢を強めるだろう。実際問題として権限として認められているものは限られていても、広範な領域でコストが実質的に上がるのであれば、稼働率・コスト含めた製造戦略に大きく影響する可能性。競争ダイナミクスに大きく影響してくるし、それがされなくてもカードがあるといういう事実を各企業・各国は意識せざるを得ない。
何をしてくるか分からないというのはリスク(不確実性)そのものだし、リスクが意識されれば、顕在化しなくても対応コストは一気に増える。
https://newspicks.com/news/1599434?ref=user_100438日米両国の評論を見て、気になることがある。それはいずれも中国の製造業を「上から目線」で見てしまっていることだ。
中国は、未だに発展途上国であり、当然不公平な貿易は存在する。しかし米国が手を打てば、中国は大きな打撃を受けるというのは、あまりに短絡的過ぎた発想ではないか。
製造業の分野では、中国の企業(外資系企業も含めて)の生産技術力は、米国より優れている分野はたくさんある。中国はだてに世界の工場になったわけでなく、多くの経験を積んでいる。米国の製造業が復活したくても、中国にはかなわない分野が多くありそうだ。
日本は、一部は直接的に競合してきたし、部品輸出→製品組立→米国輸出というサプライチェーンを構築してきたので、ある程度中国の技術力は理解していると思う。
これからTPPなど自由貿易協定などが多く見直されていくと思うが、日本と中国はその中心でかつ重要な位置を占めているので、米国の思う通りにはならないだろう。