ソーシャルメディアの情報が世論調査よりも正確にアメリカ大統領選の結果を予測していた
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ソーシャルメディアの中でもFacebookは、滞留時間を伸ばす目的でその人が見たい情報を優先的にフィードに流すアルゴリズムになっています。つまり、どちらかの候補を支持するアクションを取ると、その候補に肯定的な情報ばかりが流れるようになるということです。このアルゴリズムには批判の指摘もあります。
ソーシャルメディアでトランプを支持するアクションが終盤で一気に増えた一因のように思います。このアルゴリズムでは世論が短期間で一気に振れる可能性が高まるので、危険だと思っています。見出しと本文が違う。ソーシャルメディアでもわからなかった、という部分にも注目すべきだろう。既存メディアが本気になってソーシャル分析に本腰を入れればいいだけの話。リソースは圧倒的に既存メディアにあるのだから。米国ではそれは可能だろう。(日本ではなかなかそうはならないと思うが)後、アメリカのクオリティペーパーはほとんどヒラリー支持なのでそれだけ読んでいたらそりゃバイアスかかるに決まっている。政治は最後の最後まで予測が難しいのは常識。その上で、むしろNYTとか選挙の票読みがいくら何でも甘すぎるのではないか、とは思う。普通は全国回って票読みするもので、データだけではなく足でも稼ぐものだ。読みがこんなに大きく外れるなど、日本の選挙ではありえないのだが。国土が広すぎるのか?それにしても酷すぎる。
ソーシャルメディアはどんな世論調査よりも、実態を反映した「世の中の鏡」であり、マスメディア以上に、評判や熱狂を生み、加熱させ、行動を促す「トレンドセッター」である、という記事。
まさに人々がひとりひとりが情報を発信し、意見を表出、他人に影響を与えうる時代。日本企業は、いわゆる「炎上」を必要以上に恐れるが、トランプ氏がイギリスの諺”any press is good press(どんな評判であっても話題になるのは良いこと)”を地で行くキャンペーンと結果を生んだ事実をもっと真摯に受け取るべきだ。
トランプ大統領誕生は様々な時代の変化を映し出す鏡であり、これからを生きる私たちに多くのヒントを与えてくれる。
追記:なお、記事終盤に、ソーシャルメディア上では「発言していない」人が可視化されず、ソーシャルメディアでは予測不可能、という指摘も紹介しているが、これについては、Twitterであれば特定の候補者への支持ツイートが、どれだけの人にリーチしたか、という数値も加味すれば、かなり予測に使えるデータとなり得る、ということを私から指摘しておきたい