【山崎×小野】「火星移住計画」は果たして現実になるのか
NewsPicks編集部
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僕たちはたった一つの生命の源(地球)しか知らない。だから、生命という現象が偶然か必然か区別できない。もし、第二の生命の源を見つけることができたら、この科学にとって最大の謎の一つに答える糸口が見つかるかもしれません。
では、第二の生命の源が見つかり得る、最も近い場所はどこか。
火星です。
だからこそ、火星探査は科学的にこの上なく重要なのです。
「火星移住」もワクワクします。早晩、人類の生息圏は宇宙に広がるでしょう。ですが、拡散することだけがホモ・サピエンスの使命ではありません。人類がホモ・サピエンスたる理由は知識を求めることにある。火星に拡散する際に、火星で得られるかもしれない貴重な知識の源を破壊しないようにしなくてはならない。それが僕の考えです。まだ大統領選の結果が分かる前の米国誌に、もしトランプ大統領が誕生したらハリウッドセレブやビジネスエリートはこぞって火星に移住して、庶民は騒がしい大統領の下で苦労するけど、火星にジャスティン・ビーバーが行ってくれることが唯一の希望だみたいな下らないコラム載っていたけど、本当に20年後くらいにはポピュリズムに辟易したグローバルエリートたちが火星に静謐な世界を求めるというSFみたいなこともあるかもしれない。