反トランプの動きが都心部で活発だ。大統領選挙後に大規模なデモが発生するなんて、僕の記憶には無いことだ。選挙後のデモではなくて、選挙活動でもっと発言・発信すべきだったと思う。

半分ほどの入りの野球場・・・人の集まったところを写して「大観衆が盛んなエールを送った」と書くか、人の少ないところを写して「疎らな球場にエールの声が流れた」と書くかで印象ががらりと変わります。
３万人以上の学生を擁するUCLAの「１０００人以上」、４００万人近い人口を持つロスアンゼルス市の「数千人」ですから「～～規模の『反トランプ』の群衆が集まった」という文章と添付された写真から受ける印象ほどの大群衆ではないように感じます。
地位を得たメディアは、嘘は書かないが自分の伝えたい事実を伝える、という傾向を持ちがちです。2015年の終わりころまで、トランプ氏の選挙戦に関する報道をすべて娯楽セクションに掲載した反トランプ氏のハフィントンポストの報道ですから、若干そういう傾向を含む記事でないかという気がします。
オバマ氏とトランプ氏が１０～１５分の予定の会談を１時間半に延長して政権移行について協議したと伝えられています。結果はどうあれ、定められた手段に従って民主的に選出された大統領。徒に「拒否」の姿勢を示しても国が良くなるわけではありません。どうあって欲しいかを粘り強く冷静に伝えていくことが重要な局面かと思います。他国のことではありますが、我が国にとって他山の石かもしれません。

一度ルールに則って決めたことには従う。Brexitだって、残留派だった首相が国民投票の結果を尊重し、Exitすると明言している。それが、善悪は別にして、いわゆる民主主義というものです。

大統領制のいいところだと思う。

政治に対する関心が高い。

日本の場合、誰が総理大臣になってもここまでの活動は起きない。

歴代東京都知事の選挙についても言えることですが、選ばれた人自身よりも、選んだ人たちのほうに大きな問題があると感じます。移民はアメリカから追い出すという大統領に投票したのですから、不満があって、かつかつてイギリスなどのヨーロッパから移民してきた人たちの子孫は、自分たちの信念にしたがってアメリカを出て、ＥＵ離脱を決めたイギリスに移住すればいいでしょう。
トランプ理論に従えば、アメリカ国内に残っていいのはネイティヴアメリカンだけだと私は思います。
あるいは、トランプを大統領として認めたくない人たちは、メキシコに移住するっていう手もあるかもしれません。ただその前に、公約通りに在日アメリカ軍を日本から引き上げてくださいね。特に沖縄からはさっさと帰ってください。あと、日本に核武装させるのはあきらめてください。トランプ氏が核ミサイルの発射ボタンを握るのも怖いけど、安倍が握るのも怖いので、まともな日本国民として拒否したいと考えます。

総得票数ではクリントン氏が上回った、選挙の制度設計が現状のままでいいのか、という本質的な論点にまで踏み込んでアメリカンデモクラシーが問われることになるだろう。

トランプを支持しない人たちにとって、11月8日は新たな戦いの始まりの日であるということ。結果は覆しようがないが、彼らがファイティング・ポーズをとることを認めるのも民主主義というものだ。

もう遅い。見苦しい。貴国は善し悪しは別にして現行制度でトランプを選んだのだ。

マイケルムーアの動きが面白い。
クリエーターとして何かしようとしているのか、一市民代表として何かしようとしているのか、気になるところではあります。