クリントン氏、敗北認める トランプ氏への協力を表明
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注目のコメント
民主主義は政権交代が選挙によって行われるところにエッセンスがあります。
選挙の敗者は選挙の正当性を認め、速やかに勝者を受け入れる。
他方、勝者は敗者の生存と次の挑戦を認めるところにある。
かつて政権交代は投票ではなく、銃弾によって、血を流す形で行われていました。
だが、アメリカ民主主義のもとでは、大統領候補者は敗北が決定的になった時点で「敗北宣言(concession speech)」を行い、勝者を祝福するのが普通。
このようにヒラリー氏がすぐに敗北宣言をしたのは、互いに人格を否定するほど衝突して罵り合った過去を乗り越えてのものであり、強い人だなと改めて感じます。
ガラスの壁はとてつもなく強固で分厚いものだと改めて感じますが、ガラスである以上壁は必ず破れる。そう信じてチャレンジする候補が表れてくれることを期待してます。ここ最近の選挙とは明らかに異なるコンセッションスピーチです。別稿で直近のコンセッションスピーチをいくつか読み直していたのですが、今回のヒラリーさんのは明らかに違う。多くの点で、「トランプを監視するぞ」という印象を受けました。これもまたまとめないと汗