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コメント
注目のコメント
申し訳ないのですが、政治家の方がこの後に及んでまだ「話せばわかる」と言う悠長な態度で本当に大丈夫なのでしょうか。
トランプ現象は、私は米国にとって非常に大きな変化を顕現したもので、当然日本にも大きな影響があるのではないかと思うのです。
TPPを含む米国との自由貿易と日米安保による安全保障は戦後日本にとって、一番基本とも言える決定的な要素でした。
そして、これは過去のどの政権でも基本的には踏襲されてきて、ある意味空気のように当たり前のものだったのです。
ところが、今回それが大きく変わる可能性が出てきました。
確かに、戦後の日本は自らアメリカの属国と卑下するほど、アメリカに頼りきって、その庇護と追従で今日の繁栄を築いてきました。
しかし、トランプ氏を大統領に押し上げた世論は、そんなことより、まず疲弊した国内を救ってほしい、という声であり、それが彼の一丁目一番地の主張であるはずです。
もう、「まず会って日本の立場の理解を求める」ではダメだと思うのです。
ことは単にTPPに反対とか、米軍駐留経費の負担増とかそういう個別のことではないと思います。
その背後にある変化こそが最も注視しなければならないことです。
今後の日本はアメリカに頼り切るのではなく、自主独立の道を歩むくらい腹を固めて、外交と政策を遂行していくことが求められているのではないでしょうか。
トランプ氏とその背後にある初めて声をあげたアメリカのサイレントマジョリティと、対等に渡り合うためには、それくらいの決意が日本には必要とされるのではないかと思うのです。冒頭で山本氏が「(トランプ陣営への)人脈がない」と発言するなど、戸惑っていることを隠そうとしなかった二人。それでも現時点で入手できる情報から、日本の取るべき進路を言い当てる様子は、外交のプロの片鱗を見た気がしました。
文脈の都合上、本文中には盛込みませんでしたが、「トランプ氏は(日本がバブル景気に沸いていた)1980年代のまま認識が止まっている」と二人ともが指摘していたのが印象的でした。トランプ氏はインタビューでこう発言しています。
「私は日本が大好きだ。日本に非常にたくさん友達がいるし、日本とビジネスもやっている」
ビジネス界であれば、トランプと親交のある日本人がたくさんいるのでは。
【トランプ、かく語れり(1)】私は日本が大好きだ
https://newspicks.com/news/1490362