DMM亀山会長「戦争は正義vs悪ではない」漫画ワンピースから学ぶ“世界平和”のとらえ方
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注目のコメント
これはすごいスピーチ。亀山さんにこんな才能が!!
「ぼくのお父さんは桃太郎というやつに殺されました」というコピーがありましたね。鬼は特に何をした訳でもないのに、ある日突然、桃太郎と動物たちが現れてよってたかって殺されてしまう。そんな話と重なりました
しかし、この場を設定した人は中学生相手に亀山さんに何を喋ってもらおうとしてきたのかが気になる。さすがにAV勧められたらまずいだろうし、、「実は君たちも俺も天竜人なんだよね」
いや、これは目から鱗でした。
正直、こんな風に中学生に戦争と平和について教える方法があるとはおもいませんでした。
そもそも、戦争とか平和とか、大人になるとみんな建前か、あるいは知らず知らずのうちに、特定の政治的文脈で語るようになるわけです。
で、下手をするとその背後には特定のイデオロギーとかあって、そのうちそんなことばっかり言う奴は胡散臭い、危ない奴として敬遠されるようになるのが世の常でしょう。
単なる戦争反対というのは、正論かもしれないけど、現実の前には空疎空論か、政治的策謀かそれこそイデオロギーの塊でしかないこともしばしば。
一方で世界平和のためにと軍事力行使を無制限に容認することは、多くの犠牲をだし、世界中を悲劇に追いやることになる。
どちらもそれぞれの正義があるけど、絶対正義はどこにも存在しない。
じゃあどうしたらいいかというと、多分正解はないけれど、まず自分の目で見て、その上で考えて結論を出すしかないわけです。
その為には、まず自分たちがワンピースの世界の支配者階級である、天竜人であることを認識した上で、自分たちの知らない世界があることを知ること。
別の視点ではどう見えるか、その枠を外して考えて、経験することが大事なのかと。
中学生向けの講演の一部だそうですが、色々と考えさせられる内容でした。