生活保護世帯が最多更新
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生活基盤を固めないままにいたひとたちが基盤作りから始められるようになったという見方もできるのではないか。もちろん、苦しい環境のひとが増えたということもあるが、読み方によってはポジティブにも受け止められる。
マクロ的に見れば、生活保護世帯の増加は完全に高齢化によるものです。
今年65歳以上の生活保護世帯割合は50.8%と初めて半分を上回りました。
特に70歳以上は5年間で1.6倍と桁違い増えており、その結果生活保護予算の半分が、生活扶養ではなく、医療扶養で占められる事態になっています。
つまり、生活保護制度は本来の趣旨から外れ、実質的に老齢年金制度とほぼ同等のものになっている、という事です。
今後2025年まで高齢者の人口は増え続けて行くため、それに比例して生活保護世帯が増加する事は疑いありません。
年金制度の抜本的な改革と併せて、制度を改めなければ、年金制度と同じく遠からず維持が不能になるでしょう。