【佐山×山本昌】努力のコツは「簡単なことを長く続ける」
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コツコツと毎日継続する力、凄いです。私に最も欠けていることです。お尻に火が点かないとできない私と大違いです。マラソンでさえ、大会の1ヶ月半前にならないと走れません。爪の垢でも頂かないといけません。
今回も非常に有意義なお話を頂きました。読んで頂いた皆さん、コメントを頂いた皆さん、そして楽しいお話をして頂いた山本昌さんありがとうございました。「基礎的なことをひたすら反復する」ことの効用については、ドラッカーもこう語っています。
「成果をあげる人に共通しているのは、習慣的な力である。この力は、常に習得に努めることが必要である。習慣になるまで、いやになるほど反復しなければならない」
この言葉だけを見ると簡単に思えてきます。しかし、
・監督が帰った後でもずっと走りこみを続ける
・何となく始めたラジコンの趣味でも、全日本レベルになるまで継続
・開催したラジコン競技大会も、世界レベルになるまで10年継続
という具体的な例を出されると、誰もが「いや、絶対無理」と思う。
試しに今始めたいと思っている趣味で、「これで数年以内に全日本レベルになり、10年間で世界レベルの大会を開催する」といったことを想像した場合、「そんなのあり得ない」と思う方がほとんどかと思います。
ドラッカーの言う「いやになるほど反復」ということを、普通の人々が「絶対無理」と思うレベルで、山本昌投手はずっとやってきたわけです。
もちろん、山本昌投手がラジコンやクワガタをついに卒業したように、いつかは「やめるべき時」も来ます。
ただ、その見極めをはっきりできる時期までは、必ず続けるべきなのでしょう。
難しいことですが、覚悟さえあればできるという点では、やはりすごい教訓です。「続ける力」がなかなか身につかない自分も、山本昌投手を見習って生きていきたいと思います。佐山さんの「その辺散歩してたら、気がついたら富士山登ってたという人はいない」の例えは、GCAの上場記念パーティーでも言っていたらしく、とても分かり易いのでよく使わせてもらっています。もろもろ戦略を立てる際にも、高尾山に登るのか、富士山に登るのかで、そのために必要なトレーニングも、持っていく装備も、心構えも全て違うもの。「戦略不要論」もある一方でこれは普遍の真実と思っています。
ちょっと毛色が違いますが同じく使いやすい例えとして、「ちょっとだけ妊娠するなんてありえない」というのもあります。要は「ヤるかヤラないか」。ハラを括らないとだめですよ、という時に使います