資生堂、保育所に参入 JPと新会社
日本経済新聞
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きましたね!資生堂の事業所内保育所の横展開に期待です。
JPHDが主に運営する認可保育所は、国が定める要件内で運営するもので、入所人数に応じて補助金による収入のキャップが決まってしまうためいかに効率的にひとつひとつの施設を運営するかが問われる事業です。規模のメリットは食材の仕入れなど効く部分はあるものの、基本的には施設を増やせばその分コストがかかる分散型事業。その中で、近年は施設数の増加に伴い管理コストが上がって収益性の低下を懸念していました。認可保育所の拡大路線とは違う方向性を模索しているものと考えます。
事業所内保育所も補助金ベースの認可保育所の枠組み内なので、当面は認可の形で開設していくものと思います。ゆくゆくは別の付加価値を付けることで、企業からの助成金や利用者負担によって売上のアップサイドを伸ばせるようなモデルになっていったら非常におもしろいと思います。ぼくが社外取締役を務める保育最大手、JPホールディングスと資生堂とが共同で事業所内保育の運営受託を始めます。産学連携でのラボ機能も設けます。保育分野に新しい展開を吹き込みます。