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普段、他人の研究についての解説コメントをしているので、たまには自分の研究についても触れたいなと思っていたところ、このような機会を得ることができました。ニューズピックスの古屋さん、菅原さん、ありがとうございます。ピッカーのみなさん、たくさんのコメントありがとうございました。

>岡村さん
(すぐには)役に立たない基礎研究のサポートについてですが、基本的には時間とお金の両方必要です。つまり、研究に集中できるだけの自由な時間とそれを支える資金です。まともな研究者(特に理論物理や天文系)はほっておくと研究しかしません。「お金だけそこに置いておいてください、あとはほっておいて!」というのが本音だと思います。

>大場さん
KAGRAのメインターゲットは中性子星同士の合体です。大質量連星BH同士の合体の場合は感度が圧倒的に低いので検出は難しいでしょう。そこに十分な感度がある、将来予定されている宇宙重力波望遠鏡に期待!です。

>塚田さん
ワームホールは専門ではないので最近の進展は不明です。SF的対象ですが、日本では立教大学の原田さんが研究されているのでは。

>大山さん
星の潮汐破壊事象を起こすためには、潮汐破壊半径が
BHの半径よりも外側にある必要があります。でないと、落ち込んだ星は破壊されずにそのまま飲み込まれて、光らないからです。BH半径は質量に比例して大きくなるので、クェーサーや楕円銀河にあるような重いBHでは潮汐破壊事象は起こりづらいのです。円盤銀河のような非活動銀河の中心にある比較的軽いBHの場合には起こるので、それがメインターゲットです。そして非活動銀河の方が数も圧倒的に多いのです。

>小室さん
小学校の頃にアインシュタインについての本を読んだのがきっかけです。単純な好奇心です。研究者になると決めるまでも、なってからも紆余曲折があったのですが、たどるとそこになります。

>林さん
背景は、一般相対論を考慮して数値計算で得られたもの
なので、事実ではありませんが、もし連星BHが合体する直前を、ある程度離れたところから見れたとしたら、こう見えるのでしょう。

>藤本さん
いくつものパラメターがあるので、下限値は桁で下がります。詳細は論文をcheckしてみてください。

> usudaさん
本稿の第10節で触れています。読んでみてください。
素晴らしい研究ですね。

星が崩壊する潮汐破壊現象や降着円盤などを想像すると、宇宙のダイナミズムを感じます。

ナルトの六道地爆天星みたいなイメージしてました(笑)

せっかくなので、KAGRAに次に観測して欲しいイベントは何か教えて頂けたら嬉しいです。
降着円盤とか光のドップラー効果とか、教養課程の宇宙論入門で出て来た懐かしいワードにつられて、一気に読めた。このようなまとめ記事にすると、トントン拍子に新しい発想が出て来て、スムーズに論文に繋がった印象となるけど、これだけの期間に渡って1つのテーマを掘り下げるには相当な生みの苦しみがあったはず。こうしたハードサイエンスにおける長期プロジェクトにはどのようなサポートが必要なのか、NPで特集中の大学論の観点からもご本人に話を聞いてみたい。
いつも私たち素人にもよくわかる解説をしていただき有難うございます。

LIGOによるブラックホール衝突による重力波観測でさえ興奮したのに、超巨大質量ブラックホールの衝突間際に生成される、連星ブラックホール=銀河の衝突の観測とは、凄まじいスケールの研究をされているのですね。

超巨大質量連星ブラックホールが生み出す重力波の振動数は、現在の観測機では観測できないとのことで、それをいかに間接的に観測するのか、というアイデアにはなるほどと唸りました。

それにしても、それさえ、超巨大質量連星ブラックホールに偶然恒星などの潮汐破壊が起こり、それが10ー20年の期間を経て偶然2度以上発生する、という確率のもの。
それを観測しようというのですから、限りある命の人間が、宇宙の謎を解明しようとすることはいかに途方も無いことであることがよくわかりますね。

で、せっかくなので先生に質問なのですが、連星ブラックホールが存在するであろう観測対象は、どのようなものなのでしょう。

最近近い将来衝突するという説もあるクエーサーPSO J334.2028+01.4075とか、あるいは銀河が衝突した結果と言われる巨大楕円銀河の中に存在するのでしょうか。

(追記)
なるほど! 確かにブラックホールが大きく(=シュバルツシルト半径が大きい)なればなるほど潮汐力が小さくなって、潮汐破壊が起こるまえに、事象の水平面に飲み込まれてしまいますね。
ブラックホール間の距離が近ければいいというわけでもないわけですね。
ずいぶん前、ひょんなことから早崎さんと知り合った。「バイナリブラックホール」というのが何なのか、説明されても僕にはよくわからなかったが、面白い研究なのだろうという気がした。なぜかというと、当の本人がヒジョーに面白そうだったから。それから10年ぐらい過ぎてる気がするが、今でも面白そう。きっとこうして死ぬまで面白そうにやっていくのだと思う。これぞ科学者。立派だなあ!
これだけ丁寧に解説されているのにほとんど何を言っているかわからない。。。
いかに普段目に見えるもの、理解できるものだけを頼りに生きているか痛感。
太陽の8倍以上ある星が最後に超新星爆発を起こして出来るブラックホールの質量は元の星の大きさを超えられないと聞き及びます。様々な銀河系の中心にあるという巨大なブラックホールはどうして出来たのか・・・ ブラックホールが壊した星の新たなブラックホールを呼び込んで次々と巨大化し、なんていう起源が解明されるきっかけになるのでしょうか。綺麗な夜空に天の川を見つけて喜ぶのがせいぜいの文科系人間の私には想像もつかない壮大な世界ですが、分からないながらにワクワクしながら読みました。
文科系人間として感じることは、こんなブラックホールの影響をまともに受けない銀河系の辺境の静かな宇宙空間に我が太陽系が漂う幸せです。銀河系の地方に住む早崎先生が宇宙の中央の躍動を研究なさっているような、ちょっと変わった感覚を味わいました。銀河系の地方に生きる人類の研究活動はますます元気ですね。門外漢のワクワクついでの閑話です。ゴメンナサイ ^^;
これは楽しみ!やはり今一番気になるのは先日NASAが撮影した“星を飲み込む”ブラックホール映像の解明。潮汐破壊時に発生する膨大なエネルギーの行方など、ブラックホールのパワーの謎、興味深いです!
素晴らしい。ついに相対性理論、量子力学、超ひも理論からなる「神の方程式」が、実験により証明される日が近づいたような印象を受けました。宇宙の謎が解明されるかもしれませんね。ノーベル賞級だと思います。
理論物理の人は、いくつもの「もし〜なら」を組み合わせて、一つのストーリーにしていく。その流れが丁寧に説明されていて、面白い。
この連載について
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