LGディスプレー、19年に有機EL黒字化へ
日本経済新聞
36Picks
コメント
注目のコメント
ディスプレイでは世界最大手のLG。テレビ向け大型もスマホ向け中小型でも存在感を示す。パソコン向けなども手掛けている。
有機EL事業は若林さんが指摘なさっている通り、大型向けの白色有機EL+RGBカラーフィルターとApple Watch向けの有機EL、スマホ向けに今後2018年以降に量産すると噂されているRGB有機ELがある。
有機ELは発光体を蒸着するのがとても難しい。三星は大型向けでは諦めたとも言われている。LGは白色有機ELを使い、色に関してはカラーフィルターでコントロールすることで、薄型化と量産化にこぎ着けている。
ディスプレイの専門家の夢はもちろん、RGBと思うのだが、蒸着ではなく印刷方式に期待を寄せる企業が多い。
大型有機ELテレビはLGだけでなく、パナソニックなどからもLGDのディスプレイを使って発売されるわけで、今後、大型有機ELディスプレイのメインサプライヤーとしても当分存在感を発揮し続けるものと思われる。2019年か…そこで黒字化できるように社内目標を置くという感じで、実際には需給、および逸れに伴う競合の参入や価格変化見合い。規模が大きくなると、サプライヤー含めて拡大して、全体として価格低下させやすくなり、価格が下がること自体が需要喚起する。一方で、競争は激しくなるわけだし、それを上回る規模成長が取れるか。逆に規模が大きくならないと、価格が下がらなくても規模が不十分かもしれない。
規模が大きい事業での技術転換期は、本当に難しい。