訂正:日経平均は続伸し半年ぶり高値、業績懸念が後退
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日経平均株価、TOPIXともに続伸。東証1部騰落銘柄数は値上がり1,243/値下がり585と買い優勢。業種別ではその他製品、輸送用機器、その他金融が高く、鉱業、鉄鋼、海運が安い。
売買代金は2営業ぶりに2兆円台。為替は104.2-104.5円の小幅なレンジで推移、円売り優勢。
想定通り決算発表の動向を見た上で個別物色されています。昨日引け後好決算を発表した日本電産は終値9,867円、前日比+567円(+6.10%)と大幅上昇。本日新規上場、今年国内最大IPOであるJR九州は公開価格2,600円に対して初値3,100円とまずまず。結局終値は3,000円割れの2,990円で引けましたが、1億6000万株という売り出し株数を考慮すれば上出来ではないでしょうか。
日経平均株価は高安値幅83.17円と前日同様小幅な値動き。売買代金2兆円超えですが、JR九州の2736億円を除けば2兆円割れですから、商いの盛り上がりに欠けるのはたしかですね。
とはいえ、昨日久方ぶりに日銀砲が入りましたが、それでも今月2回目で、年6兆円ペースの買入れからするとまだ買い余地がありますから、まだ海外投資家の本格的な買い越しといかなくとも需給環境はだいぶ改善されてはいます。引き続き決算発表による個別物色によって銘柄ごとに明暗は分かれやすいでしょうが、日経平均株価は本日小幅な値動きながらも半年ぶりに17,300円台となっていますし、目先節目の17,500円、4/25高値の17,613.56円を目指す展開で変わらずかと思います。18,000円台が見えてくるかどうかは海外投資家の本格的な買い越しが入ってくるかどうかによるでしょうけどね。
【追記】
杉本大樹さん
>「昨日日銀砲が入った」とありますが、どこかソースは有りますか?
→以下日銀のHPに毎営業日掲載されています。更新時刻は17時です。
「指数連動型上場投資信託受益権(ETF)および不動産投資法人投資口(J-REIT)の買入結果」
http://www3.boj.or.jp/market/jp/menu_etf.htm上値の切り上がり続きますが過熱感は否めず。個人的には何とか17,563(稲垣吾郎さん)円まで頑張って欲しいところ。
本日はJR九州(当社もMUFG系としてIPO取扱い)、好発車で始まり途中下りましたが折り返し運転でシッカリ感(途中下車も多かったですが優待でも人気出そうですね)。