「神風号」に始まり今ではエアバスにも装備品を供給する実力企業
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この手の航空機産業向けディスプレイは民生のディスプレイとは違う特性であったり、保証や堅牢性、長期的なメンテナンスを求められるため、基本的にディスプレイメーカーがモジュールを作った後に横河電機やロックウェルコリンズなどに供給する。
例えば、ボーイングのB787にはシャープの液晶ディスプレイが使われているが、これもロックウェルに納入した後にボーイングへ供給されている。
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/120420-b.html
横河電機の場合はエアバス向けが強いと言われている。例えば、エアバスA380などは横河電機製だと言われている。
ソース
http://www.iadf.or.jp/8361/LIBRARY/MEDIA/H20_dokojyoho/h20-3.pdf
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/soukenrepo_11_03.pdf
過去の横河電機の資料などには環境試験環境なども記載があるが、
・動作温度-15℃から55℃
・保存温度-55℃から85℃
・想定高度 15,000ftクラスの気圧
その他、湿度、振動、衝撃など非常に厳しい試験が課されておりこれらにクリアできなければいけない。
以下参考URL(古いけど)
https://www.yokogawa.co.jp/rd/pdf/tr/rd-tr-r04603-001.pdfRikiさんのサプライチェーンについてのコメントが参考になる(いつも有難う御座います!)。どういった表示特性が求められるかは10年以上前の資料だが下記に出ている。ただ、例えば温度に対応するには液晶材料の反応性なども重要。これは普通はパネルメーカーの領域のはず。そのなかでパネルメーカー・横河・航空機メーカーの担当領域やバリューチェーンの状況がどうなっているかが気になるところ。
https://www.yokogawa.co.jp/rd/pdf/tr/rd-tr-r04603-001.pdf