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ミクシィ前社長・朝倉祐介が、起業論からリーダーシップ、組織論などについて、独自の視点で縦横無尽に語りつくす。
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SNSサービス「GREE」の運営が主軸事業。ライフスタイル関連のネットサービスやインターネット広告、投資事業なども展開。「SNS+モバイルゲーム」が特徴であり強み。
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856 億円
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会社経営の過程では晴れの日もあれば雨の日もあります。どれだけ理想を語ったところて最終的には結果が全てですし、誰よりも田中さんご自身がそのことを深く考えてらっしゃるのだと思いますが、この先、新たな領域を仕掛けながらグリー社がどのように進展していくのか、じっと見ていたいと改めて感じました。
新興国にこそ、「スマホ時代」の回答やヒントが存在しているのではないでしょうか。ASEAN諸国は近いフィリピンであれば4時間半、一番遠いミャンマーやインドネシアでも7時間のフライトでいけます。現場をみて肌で感じることが、事業アイディアには一番効くでしょう。
日本国内にいて頭で考えたことが、実はASEANではすでに行われていたりします。この分野は先進国も新興国も関係ないですね。スタートのコストが大幅に下がっていますから。
その辺の議論を下記の記事でもしています。
「6億人のASEAN市場、スマホとLCCが高めるモビリティ」
https://newspicks.com/news/1850785
Tech in Asia 2016 Singaporeのリポートでも、スマホとネットを活用したベンチャー/スタートアップについて報告しました。
https://newspicks.com/news/1596569
だからこそ、長期にならないと結果が分からないものを仕込むには、社内も社外も、経営者を信じれるか否かに、最後は尽きる。その観点では、当たり前だが、長期だけでなく短期・中期とのバランスが重要で、そこがしっかり回っているからこそ、長期への信頼を「つなぎとめることができる」と思う。
特に長期の仕込みは、どれが当たるか分からないから多数仕込んでいる印象。そのなかで経営者としてサービス開発に関わろうとしていると記事にある。現業か、仕込みの部分か、どちらか分からないが、プロダクト数が多くなれば全部は見れない(なお、複数プロダクトかけていて自分が見る、誰かに任せる、任せるが最後の意思決定はする、のバランスが絶妙後思うのがサイバー藤田氏)。そこらへん、どう考えているのか是非知りたかった。
個人的には、全体読んでいて、MBOしたほうがよいのではないかと正直思ったところ。時価総額1400億円、現預金や投資有価証券で1000億円近くあり、しばらくは年間100億円くらいはFCFもいけるだろう。そのほうが長期にも賭けられる。
事業領域をみきわめ早く参入することで業界の知見とノウハウをため長期的に育てる。手段の変更をいとわないとったところでしょうか。
少し本を読む余裕が出てきたので、論語と算盤と私、買います~。
ついでにお風呂に落として波波になった本家 論語と算盤も買おう。
ですので、取り敢えずというよりは明確な戦略がなければ難しいフェーズに入っているかもしれませんね。特に海外展開に関しては同じインターネットでも見ている世界はまったく異なります。
田中さんの印象変わりました。
「生き残ったのは、そこで領域と戦略をきちんと定めて、なによりやり続けた企業。長い時間をかけて取り組み、今では美容に全面展開している。地道にやることが重要なんです。」
言葉にすれば当たり前のことなのですが、重みのある言葉