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三枝匡氏「プロ経営者」は社内でも育てられる 新作『ザ・会社改造』に込めた思い

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  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    先日本屋で平積みされていた三枝氏の新著、久しぶりに目次も見ず、誰かに勧められたわけでもなく、即購入。もちろん期待は裏切られておらず、現在2回目読み途中。
    「プロ経営者」という言葉の乱用、引き継いだ際の創業者の退任の重要性、社内経営人財の育成。自分はどれも実務経験があるわけではないが、様々な事例を見ている中では本当にその通りだと思っており、また本著含めた三枝氏の著書を読むことで多少なりとも疑似体験をしたいと考えている。
    併せて短期と長期についても興味深い。個人的には長期の議論をするためには「足元が固まっている」ことが前提だと思っている(一定の規模を超えたあとの話だが)。そこが固まっているから定量的にも定性的にも信頼できるようになり、長期の話ができる。だからこそ、不採算事業の撤退や、BSへの考え方や投資方針などをしっかり伝えられることが、長期の議論をするために必須のことだと思っている。


  • 河合拓コンサルティング株式会社 代表

    三枝匡代表三部作に続く四冊目の会社復活ストーリー。
     内容は、これまで述べてきた「タイムベース理論」を中心に、製造(トヨタ生産方式)と販売(コールセンターの集約化)の改革をメインに描いている。

     個人的なことだが、私は「三枝三部作」最初に手がけた静岡の工場再生時に「バイブル」としてホテルに持込み、毎晩のようにチェックリストをつけ、半年で黒字化を達成した。三枝氏に憧れターンアラウンドの道にはいった。

     あらためて、本当にこの人はすごい人なんだと関心した。企業改革を「戦時」と捉え改革の打ち手に「軍事用語」を使うところは同氏の特徴。米国帰りの科学的アプローチが加わり「情」と「理」を鼓舞するところが同氏の本が時代を超えて人に愛され読み継がれてゆく理由だろう。

     日本企業が海外で「ちまちま病」に陥り成果も上げられないのは、アパレル企業の人たちに読んでもらいたい。ユニクロが柳井社長になった瞬間海外が成功したのはその証拠だろう

     私は今B2Cの改革再生を手がけている。もし三枝氏がB2C企業を手がけたらどうなるだろう。というのは、日本のB2Cの企業改革の論点は、同氏がいう「創る、作る、売る」という「くるくる回し」のスピードが論点ではないからだ。

     産業として将来が危ぶまれているアパレル業界は「くるくる回し」の議論は20年前にSPA / QR という概念で決着がついた。

     その結果、業界は同質化に陥り消費者の過剰とも言える「買い替え需要」を前提に必要以上な超供給過多となっている。このような特殊な状況下に置いて、バリューチェーンの垂直統合、タイムベース理論は競争優位足り得ない。柳井氏がいうよう新産業革命の創出が最重要論点だ。同氏がいう「プロ経営者はどんな業界でも結果を出せる」というのは、やや言いすぎだろうと思う。(僭越だが)

     繰り返しこの本ででてくる「切断力」の使い方など参考になるところは多い。ただし「プロ化」されたファームや投資銀の組織で切断力を乱発するとプライドの高い従業員はやめてしまうだろう。こういう組織は切断力よりもロジックや合理性、明朗性のほうが大事だろう。

     批判めいた意見が多かったが、それでも内容が素晴らしいことにはかわりない。三枝氏を神と崇めるのでなく批判精神をもって読み進められれば、同書の味わい方は何倍にもなるだろうという意味で。


  • コンサルタント (IT、事業改革)

    さすが三枝氏、淡々とした語り口の中にも深みと重みがある。
    かつての著書もすべて拝読したが、ビール1杯強の金額であれだけの内容を読めることに感動に近い気持ちを覚えた。
    個人的には特に3作目の『V字回復の経営』が一番読み応えがあった。

    『ザ・会社改造』もぜひ読みたいが、文庫版はまだ先になるのだろうか。

    ---以下抜粋---
    「経営とは本来、独立した職業ジャンルだと思います。営業や技術のような組織機能とは全く違う。」


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