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「エクソマーズ」、TGOは無事火星周回軌道へ、着陸機は通信途絶か - AstroArts

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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    ヨーロッパの火星探査機EXoMars. オービターとランダーがセットなんだかど、オービターは軌道投入成功、ランダーは着陸失敗。本当に残念。

    火星は難しい。今までに送られた探査機の約半分が失敗してる。屍の山。宇宙のバーミューダ・トライアングル。日本ののぞみも屍の山の中にいます。

    なぜ難しいか。チャンスが2年に一度だから。地球軌道や月ならいつでも打ち上げられるから、SpaceXや昔のNASAみたいに毎月打ち上げてどんどん失敗して試行錯誤すればどんどん進む。火星は物理的に打ち上げ機会が2年に一度しかないから試行錯誤のスピードは限られる。

    あと、木星ではジュノーもコンピュータが異常を検知してセーフモードに。あらためて太陽系探査の難しさを思い知らされた一日。

    【追記】もう一つ、火星着陸が難しい理由。中途半端に大気があるから。地球やタイタンみたいに濃い大気があれば、大気圏突入後、パラシュートだけで十分に減速できる。大気密度が地球の100倍の金星に至ってはパラシュートすらいらず、お皿みたいなのを付けるだけで十分に減速できる。逆に大気がまったくない月や小惑星だと、ロケットだけで済む。

    で、火星。大気が、ある。だから減速のための燃料が大幅に節約できるのだが、大気圏突入の熱から守るためのヒートシールドがいるし、パラシュートも必要。でも大気圧が100分の1なので、パラシュートだけでは依然、時速数百キロまでしか減速できない。だから最後はロケットエンジンも必要。つまり、ヒートシールド、パラシュート、ロケットの3段がまえにする必要がある。システムが複雑になり、失敗の原因も増える、ということ。

    ちなみに。NASAとSpaceXが双方ともやろうとしていることが、「超音速逆噴射」、つまりパラシュートを使わずに、大気圏突入後にロケットエンジンだけで着陸まで持っていくこと。着陸精度が大幅に上がり、かつ既存の方式では不可能な重い宇宙船も着陸させられる。超音速逆噴射は技術的課題が多かったが、SpaceXの第1段ロケットの回収でデーターが溜まり、理解が進んだ。RedDragonでは、NASAが火星までのナビゲーションをサポートするかわりに、火星での超音速逆噴射のデータをもらう、という協力関係を結んでいます。官民の素晴らしい協力体制です。


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    Interstellar Technologies K.K. Founder

    もっとロケット打ち上げコストが下がってたくさん試行できるようになるといいのにね


  • ヨーロッパ宇宙機関とロシアのロスコスモスによる火星探査ミッション、エクソマーズの探査機TGOは無事に火星周回軌道へ入ったとのこと。

    アメリカ、欧州、ロシア、そして、中国による宇宙開発が急ピッチで進められていますね。


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