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家具チェーンニトリが百貨店へ、そしてドンキがGMSへ。高度経済成長期の成功モデルから転換できなかった総合小売が専門小売に名実ともに取って代わられる、歴史的転換点になりそうです
ドンキの強さについては度々取り上げられますが、こちらの記事とそこで書いたコメントが一番わかりやすいのでリンクしておきます
https://newspicks.com/news/837312
ドンキの創業者である安田隆夫氏は数々の名言を残している稀代のカリスマ経営者。
皆さんのコメントに経験談を加えると、昔ドンキの本社にお邪魔したときに、来客用でなく従業員用のトイレを拝借することがありました。
男性用トイレで用を足していたら、目に入るところに業務マニュアルというか標語みたいなものが張り出してあって、「商売は仕入が全て」みたいなことが書かれてました。
トイレ休憩の合間にもカリスマ経営者の教えが目に飛び込んでくる職場環境。こりゃ鍛えられるわけだと思った記憶があります。
ドンキの売上の高さは、あの店内にもあると考えます。

「人間は肌で触れたものを身近に感じ、商品に直接触れると商品への好感度がうんとアップする」という心理学実験の結果があります。

ドンキの店内に入ると、触れることのできる商品がほとんど。
レイアウトによっては嫌でも触れなければならない時もあります。

もしかしたら人間心理を計算した上でのレイアウトではないかと、密かに考えています。
GMSなのかという気はする、もはやドンキという業態…なお、下記で店舗数を見るとドンキ195店舗、MEGAドンキ101店舗、それ以外も合わせて合計349店舗(10月14日現在)。
例えばイオンについてみると、GMSが625店舗、モールが274モール(2016年2月末現在)。なお、ヨーカドーは183店舗。
http://www.donki-hd.co.jp/search/
ドンキはブランド品コーナーを除けば、通常のNBがものすごく安いわけではないではないんですよね。
普通の小売店ではあまり見かけないけど、やたらと安いのでついつい買ってしまう。
そういう商品を店舗ごとに仕入れるノウハウがあるというは相当すごいことだと思います。
店舗運営の重要度という点では一時ヴィレッジヴァンガードが注目されてましたが、今は不調。
チェーンシステムによる担保とは逆のドンキは、店舗拡大に際してどうやって人材確保をしているのか気になります。
ドンキがGMSと言われて違和感を感じるほどドンキホーテは独自路線を徹底し、そして結果も出していると感じます。

先日はイオンも「イオンスタイル」という地域ごとの特性に合わせた売り場作りやサービスを提供すると報じられていました。
https://newspicks.com/news/1825776

地域によって居住している人の層も異なりますし、人々の趣味趣向も多様化しています。本部手動でなく店舗ごとに裁量を持たせ意志決定させていくことでよりお客さまのニーズと向き合えるという効果は非常に重要なのだと改めて感じました。
今と昔で多少違うだろうが、自分が知ってる話とは結構違う部分もあるなーと言う印象。
元ドンキ店長の知り合いが言うには、本部のバイヤーなどが仕入れを決めて、無理やり押し込んでくるものもかなりあるそうで、それが全然売れなくて困ることが良くあった、と言ってた。
まー、その人が店長やってたのは、10年くらい前の話だから、いろいろ変わってる部分もあるんだろうけど。
ドンキについても、これまでの小売業の成功事例と同じで、時代にあった運営を行っているのだと思う。ただ、これがずっと続くわけではないことは歴史が証明しており、店舗が仕入れの8割を握っていることは、成功要因でもあるし、大きなリスクでもある。これまでも、セントラルなのか店舗ごとのバイイングなのかは、正解が出ていない問題。
ここに書いていないことを1つ。

ドンキは長い間、2本部体制であり、社内で2つを常に競わせていました。
安田創業者の引退に合わせて、2本部を統合したのですが、勝った方の本部が負けた方の本部を乗っ取る形で統合しました。
徹底的な競争主義です。創業時からよく知る人は、大手GMSとは厳しさが全く違う、と言っていました。
ほほう、と思っちゃいますが、さすがに出店計画は過剰じゃないでしょうか?
店舗に権限を持たせるなら店舗マネージャーの教育が肝心で、競合店に比べて出店が遅くなるはずなのに
イオン傘下の金融サービス事業者。クレジットカード、銀行、電子マネー等の事業を通して、融資やサービサー(債権管理・回収)を実施。
時価総額
2,886 億円

業績

総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を首都圏中心に全国展開。総合スーパー事業では「アピタ」、「ピアゴ」も。居抜き物件も活用し地域密着の店舗開発。PBにも注力。
時価総額
2.36 兆円

業績