イオン傘下の金融サービス事業者。クレジットカード、銀行、電子マネー等の事業を通して、融資やサービサー(債権管理・回収)を実施。
時価総額
2,886 億円
業績
総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を首都圏中心に全国展開。総合スーパー事業では「アピタ」、「ピアゴ」も。居抜き物件も活用し地域密着の店舗開発。PBにも注力。
時価総額
2.36 兆円
業績
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ドンキの強さについては度々取り上げられますが、こちらの記事とそこで書いたコメントが一番わかりやすいのでリンクしておきます
https://newspicks.com/news/837312
皆さんのコメントに経験談を加えると、昔ドンキの本社にお邪魔したときに、来客用でなく従業員用のトイレを拝借することがありました。
男性用トイレで用を足していたら、目に入るところに業務マニュアルというか標語みたいなものが張り出してあって、「商売は仕入が全て」みたいなことが書かれてました。
トイレ休憩の合間にもカリスマ経営者の教えが目に飛び込んでくる職場環境。こりゃ鍛えられるわけだと思った記憶があります。
「人間は肌で触れたものを身近に感じ、商品に直接触れると商品への好感度がうんとアップする」という心理学実験の結果があります。
ドンキの店内に入ると、触れることのできる商品がほとんど。
レイアウトによっては嫌でも触れなければならない時もあります。
もしかしたら人間心理を計算した上でのレイアウトではないかと、密かに考えています。
例えばイオンについてみると、GMSが625店舗、モールが274モール(2016年2月末現在)。なお、ヨーカドーは183店舗。
http://www.donki-hd.co.jp/search/
普通の小売店ではあまり見かけないけど、やたらと安いのでついつい買ってしまう。
そういう商品を店舗ごとに仕入れるノウハウがあるというは相当すごいことだと思います。
店舗運営の重要度という点では一時ヴィレッジヴァンガードが注目されてましたが、今は不調。
チェーンシステムによる担保とは逆のドンキは、店舗拡大に際してどうやって人材確保をしているのか気になります。
先日はイオンも「イオンスタイル」という地域ごとの特性に合わせた売り場作りやサービスを提供すると報じられていました。
https://newspicks.com/news/1825776
地域によって居住している人の層も異なりますし、人々の趣味趣向も多様化しています。本部手動でなく店舗ごとに裁量を持たせ意志決定させていくことでよりお客さまのニーズと向き合えるという効果は非常に重要なのだと改めて感じました。
元ドンキ店長の知り合いが言うには、本部のバイヤーなどが仕入れを決めて、無理やり押し込んでくるものもかなりあるそうで、それが全然売れなくて困ることが良くあった、と言ってた。
まー、その人が店長やってたのは、10年くらい前の話だから、いろいろ変わってる部分もあるんだろうけど。
ドンキは長い間、2本部体制であり、社内で2つを常に競わせていました。
安田創業者の引退に合わせて、2本部を統合したのですが、勝った方の本部が負けた方の本部を乗っ取る形で統合しました。
徹底的な競争主義です。創業時からよく知る人は、大手GMSとは厳しさが全く違う、と言っていました。
店舗に権限を持たせるなら店舗マネージャーの教育が肝心で、競合店に比べて出店が遅くなるはずなのに