次にフィンテックの舞台となる保険業界で成功をおさめるための秘訣
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損保は既に他業種と組んでイノベーションを進めている。一方で生保は全く進んでいない。生保会社がイノベーションを起こすべき場所は間違いなく営業組織。戦後から続く営業体制が今も続く稀有な存在。
一般消費者からすればなぜ生保でイノベーションが起きないのか、と思いがちだが、もし起こそうものなら営業職員十数万人が職を失う可能性も。
日本生命 約5万人
第一生命 約4万3千人
住友生命 約3万1千人
明治安田生命 約3万人
(簡単にググって見つけた数です)
これを簡単には削減出来ないです。株式はリアルタイム特性でコモディティ化されたデジタルな金融商品であり、保険は典型的なアナログ金融商品の上に長期間に渡りアフターサービスも必要。私見ではTV電話等ICT活用含め対面サービスが無くなる状況は考えづらい。
但しFintechでライフイベントに沿った金融商品マーケティング行われ、保険も消費者に取って自然契約化進むとしたら、保険商品だけ取り扱う販売員は厳しくなるはず。銀行/証券/保険と言った分類/棲み分けは業者理屈なわけで。業界に身を置いていると、生保のアナログ文化には驚かされます。
いまだに代理店と保険会社のやりとりは全て郵送。契約者の名前や住所はデータベース化されているのに、アウトプットが全て紙。
保険会社の役員や上位者は、アナログ文化から脱するイコール、自分達の片身が狭くなると思っている。そんな雰囲気を感じていました。
発展しない産業の典型的なパターンです。