普通預金などの残高が過去最高に マイナス金利の影響
NHKニュース
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10/11現在、普通預金の平均年利0.001%に対し、大口定期預金(10年)の平均年利0.033%。この水準では流動性重視で普通預金にシフトしていくのは自然な動きでしょう。このようなことよりも、貸出の伸び以上に預金の伸びが大きく、預貸率が上昇していっていないことが問題。だぶついている資金が市中に回らなければ名目GDPが増加しないのは当然ですね。
「預金種類別店頭表示金利平均年利率等について」
http://www.boj.or.jp/statistics/dl/depo/tento/te161014.pdf
「銀行・信金貸出が14年半ぶり500兆円超、貸出の増加基調続く=日銀」
https://newspicks.com/news/1830607?ref=user_329856日本の普通定期はいつでも解約できるのにね・・・これだけ金利が低ければ態々定期預金にする手間をかけるまでもないというだけのことでしょう。昔のように銀行が貸し出しの見返りに定期預金を要求する時代でもないですし。
最近、似た現象が起きて「企業が有望な投資先がみつからないので、いつでも借金返済に回せる普通預金を増やしている」と解説された中国ほどの理由も無いような気がします。
あ、そういえば「中国も通貨供給量を増やしても投資に回らない「流動性のワナ」に陥ったとの指摘が出始めた」という解説もありました。こっちはひょっとすると日本にも当てはまるかも。