九州イベントで見た地方の結束と底力
コメント
注目のコメント
なぜ全国で一気に展開したり、東京で開催したりせずにある地方に限定したのか。
IBM担当幹部は「新しいチャレンジに挑むときは、ある領域や地域に絞ったほうがスピーディで展開しやすい」と話していましたが、実際の現場に行って感じたのは、その地域特有の結束力を求めたのかな、と。自分の住まいや故郷、思いがある地域を盛り上げたいという気持ちは人を動かすと実感。だからこそ、今回37もの協力・協賛会社・団体が集まり、半ば手弁当で力を貸したんだと思います。地方の力は底知れません。OECさんのお話を伺って、デジタル化に大きくシフトして行くという意気込みを強く感じました。
キーワードは文中にある『危機感』なのかと思います。
危機感を持った企業は東京以外の地域の方が強く、新しいテクノロジーに対して貪欲。
東京以外の地域の方が早くから『デジタル宣言』して、SoEの世界へシフトしていく可能性があると感じた。
こういった企業文化を変えていくようなことは1つの会社だけではダメで、様々な企業を巻き込んで進めないといけない。そのためのイノベートハブ九州。イベントを通じ、ITで何かを実現したいという強い気持ちを持った人々と触れ合えたことが大きな収穫でした。
またBluemixなどのPaaSと各種APIを活用することで、2日間のハッカソンでもそれなりのモックを作成できることを実感。これは企業規模や地域に関わらず革新的なサービスを生み出せる素地になっていくのではと思います。
なおアイデアのきっかけは、チームメンバーの多くに小さい子どもがおり、共通して以下のようなニーズを持っていたところから生まれました。
・子供が散らかしたおもちゃを片付けない。いつも怒鳴りながらしつけをしている。
・子供も嫌々お手伝いをしており、親子でLose-Loseな状況を何とかしたい。
→お手伝いを通じ、ルールや決まりごとを守る重要性を学び、社会性を持った立派な大人に成長して欲しい!
アイデアソンでメンバーが好き放題発言した内容を、その場で協賛企業の専門家の方からダメだしをもらえたのも良かったですね。