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西山さんの仰るとおり、「トランプが共和党に見捨てられた」ところが重要だと思います。議員はもともと懐疑的だったのが先週のビデオ事件以来続々と逃げ出していますが、一般党員の離反も増えているようです。

以前から、「もしトランプが大統領になっても、議会で共和党が協力しないので何もできない、きっとすぐに何かやらかして弾劾されて辞めさせられる」と思っていますが、ありがたいことに大統領になる前にそうなりつつあるようです。

これも繰り返しになりますが、トランプという単独の事象よりも、共和党が自壊しそう、ということのほうが重大です。
今回の討論は、両陣営はもはや無党派層の獲得ではなく、支持層を盤石にするための戦略をとったという見方が強いですが、トランプ陣営は女性蔑視発言(こういう書き方をせざるを得ませんが実態は蔑視など生ぬるい性虐待的暴言)のせいで陣営を固めることもできていない状況に。
今日のトランプの朝一Facebookは共和党の次のリーダーと言われるポール・ライアン下院議長の悪口からです。マイク・ペンスが副大統領から降りるんじゃないかという噂を振り払うこともしないといけず、大変です。

NPでは海部さん、津山さんが言及してくださったように、共和党の最も大切な家族観、宗教的価値観をぶち壊したトランプはここからどう巻き返すのでしょうか。

10月に大統領選を決定づける驚きの事件のことを「オクトーバー・サプライズ」といいますが、これがそうだったら恥辱の選挙になります。

すみません、蛇足ですが討論のまとめ記事はお昼過ぎに出そうです。お待たせしています。

追記:まとめ記事ですが、日本時間明日の朝一に出るとの連絡を編集部からいただきました。お待たせしてすみません。
こんなしょうもないことで勝敗が決する大統領選挙なんて、今まで記憶にありません。

ただ、笑ってばかりもいられません。

深く傷ついたアメリカの威信を回復するのは容易なことではないと思いますし、トランプ現象の余波で議会の多数党である共和党が大敗でもしようものなら、議会の政治バランスが崩れ、今後の政局の見通しが一転することでしょう。

最悪か最低かを争う選挙となったと言われる今回の勝者は、その汚名を返上する為、あえて過剰な政治行動を取る可能性を捨てきれません。

トランプ現象がアメリカに残した負の遺産は、予想より大きなものになるかもしれませんね。
「失望した。それはトランプの発言ではなく、低俗な論争に終始するメディアや、討論自体にだ」…私の複数のアメリカの友人は、まさに今回、同じように評していました。

本来なら、TPPや防衛問題、移民対策、そして経済のうえで「賃上げが真にミレニアル世代らの消費に火をつけるか?」など、もっと深く論じる点があったはず。
ただ、この風潮をあおるマスコミにも、責任ありますよね…最終回は、もっと核心に迫る議論を期待したいです。
女性票が離れるのは、トランプ氏としては痛手でしょうね。
ヒスパニック系も支持しないでしょうし…。

生活が苦しくなっている中間層がどのくらい支持者として残るかがポイント。
さすがのトランプ氏もしょんぼりしているように見えるのは、私の勝手な思い込みでしょうか?
WSJの元記事で目を引いたのが以下の部分。

トランプ氏に投票するとした共和党支持者は約72%。クリントン氏に投票する意向の民主党支持者の割合(85%)を大きく下回るもので、トランプ氏にとっては懸念すべき兆候を呈した。大統領選に投票する有権者の数は民主党支持者の方が共和党支持者を上回ることが多く、共和党内の支持をこれ以上失う余裕はない。

http://m.jp.wsj.com/articles/SB10019558976659973568804582366432420512156?mobile=y&mod=newspicks
トランプ陣営は、アメリカの地下水脈に流れる白人層のフラストレーションを政治力に結びつけるはずだった。世界でプレゼンスを保つためにアメリカが支払う巨額のコストを、国内向けに活用する戦略を訴えた。大向こう受けするヒトラー的なポピュリズムを駆使して。

だが、その政治理念は、あまりの品性の低さの前に完全にかすんでしまった。政治は理念が自律的に何かを解決してくれるわけではなく、結局は「ヒト」という人格に依存するものだから、ここまで人格上の資質が低い人物については、理念や主張と無関係にそもそもダメダシが出ていて良かったのである。

女性蔑視のテープの会話。吐き気が出ます。日本の企業経営者が女子アナからインタビューを受けたり、女性役員との懇親会の後などに、あのような発言をしたらどうなんですか?答えは決まっています。

トランプ劇場はやはり安手の不動産地上げショーだったようです。
民主党大会後にクリントンが大きく差を広げた時の支持率のギャップに近づいてきて、538の予測でも勝率が85%に迫っている。あと4週間よほどのことがない限り逆転はなさそう。上院を民主党が制する可能性も高まっていて、政治の継続性を望む金融市場にとっては理想的な展開。
やはりわいせつ発言が効いたか。このまま国際秩序のためにも日米同盟のためにも、ヒラリー氏が勝ってほしい。
今回の討論会の評判はかなり悪いし、相変わらず、両者ともに嫌われているなという印象。今回は直近に大きなゴシップが出たトランプ氏をクリントン氏が上回ったということだろうか。あと数週間の間にクリントン氏に大きなスキャンダルが出てくれば一気に情勢が変化しそうなきがする。