無謀な決断。収入源の喫茶店をやめてココイチに賭ける
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試行錯誤の過程が会社を最も強くする事を改めて感じるエピソードでした。少し角度が違いますが、私が下記のジョブズのインタビューでとても共感する部分を抜粋します。
「(無能な経営者は)アイデアを出せば作業の9割は完成だと考える。そして考えを伝えさえすれば社員が具体化してくれると思い込むんだ。しかしスゴいアイデアから優れた製品を生み出すにはたいへんな職人技の積み重ねが必要だ。製品に発展させる中でアイデアは変容し、成長する。細部を詰める過程で多くを学ぶし、多くの妥協も必要になってくる。製品をデザインする時には5,000のことを一度に考えることになる。大量のコンセプトを試行錯誤しながら組み換え、新たな方法でつなぎ、望みのものを生み出すんだ。そして未知の発見や問題が表れるたびに全体を組み直す。そういったプロセスがマジックを起こすのさ。 」
http://www.gizmodo.jp/2013/09/_1995.htmlカレー屋は二店舗目が一番大変。味を同じにするため、仕込みの効率化のためにセントラルキッチンが必要になるからねぇ。でも、10店舗を目標にして経営資源投入したのがよかったのかも
仕事がうまくいかない時、根性論だけでなく効率を上げる工夫を考える。
成功に満足せず、次の飛躍を考える。そのためには、再びゼロからスタートすることも厭わない。
おそらく、この人の心の中には、「万が一失敗して無一文になったら、草でもかじって生き残ればいい。小さい頃のあの苦労を乗り越えたのだから、自分はどんな困難でも乗り切れる」という自信があったのだろう。そして、あの極貧の中で工夫しながら生きていく事を学び、それを経営にも生かしている。
この人であれば、仮にカレーで失敗していたとしても、またゼロから新しい事業を始めて今と同じ成功を収めていただろう。