ヤフーCSO安宅氏が語る、「本質を見抜く感性の磨き方」
Biz/Zine
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ヒトの認知機構の探求をしているうちに、ロボット研究者やデータサイエンティストや各界の学者に「なっちゃった人」達というのは、普遍性の探求過程でたまたま現職に流れ着いているだけなので、お互い違う分野のプロで、違う経歴なのに話が合っちゃう、という不思議な経験をたまにします。
経験も、学問もちがうのに、行き着く「見つめてる未来」が同じ。大先輩に対しては僭越ではありますが、安宅さんとお話をした時にも、私はそう感じました。
普遍性の探求のために、科学に立脚するのだけど、究極のところは身体経験を伴う経験を元にしたひらめきが大事。
人間の認知にはバイアスがかかってるので、そのひらめきの評価をする際に、認知のバイアスを補正するために、科学を使う。
以下、繰り返し。
そうして、ヒトをシステムとして捉えていくわけですね。
なお、このような感覚になる方々は、多くの方が一様に、小さい頃から社会と自分のズレを少なからず意識させられてきた方々の気がします。
ズレ方は皆様、個性が異なるので様々でしょうが、それをキッカケに人の認知機構に興味を持つところは同じわけです。
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まぁ、変な人たちの行き着く先ですね(笑仕事のシークエンスとして、「感性から見出す」→「分析し、エビデンスを出す」→「可視化して説明し共有する」みたいな、感性と理性の変換プロセスが必要だと痛感。
二次情報に対する極端な懐疑心。
分析は大切ですけれど、それ以上にユーザの観察からの気づきも含めて、自分がどう感じたか、どう見えたかを起点にすることが大切。
全体感と構造感が掴めてこそ、はじめて新たな何かが見える可能性がある。