新着Pick

東芝、野菜をそだてる「植物工場」閉鎖―事業化から2年で

インターネットコム [IT・テクノロジーニュース]
411Picks
Pick に失敗しました

選択しているユーザー
今はコストに見合わなくても、そのうち来る流れだと思います。
人気 Picker
鳴り物入りで取り上げられていた植物工場、東芝が閉鎖。他社の採算はどうなんでしょう?無菌野菜として効能が多く取り上げられていましたね。東芝の投資余力の問題だけだったらいいのですが。
野菜はとにかく安いので、開発建設コストの回収はおろか、東芝のような「立派な会社」の社員は人件費が高すぎてランニングだけでも割りに合わないでしょう。
一方の露地野菜は農家が時給換算したら500円以下とかの人件費で夜なべでやっていたりするわけですから。

安定供給が可能であれば、総菜やオードブルの下敷きのように、実際にはほぼ口にしない飾り野菜に特化してやるとかは良さそうですけどね。
私のセオリーでは、工場による大量製造のマージンの源泉は「金型」(プラスある程度の「製造設備」)の繰り返し使用です。レタス工場に製造設備はありますが、特にマージン発生源としてパワフルな「金型」ではレタスは作れません。工場で大量生産してもコストが下がる余地が小さすぎて、「植物工場」というのは、根本的に儲からない仕組みといえます。

少し前に、別の「レタス工場閉鎖」のニュースがあり、上記のようなことを思っていました。
東芝のレタス最近美味しいよねー、という主婦の会話を思い浮かべたりして楽しみにしていたのですが、残念です。
多分、農を愛し革新の必要性に目覚め情熱あるたった一人のキーマンがいなかったのかな。
コメントでT Takuさんが紹介してる破綻した会社みらいの記事と長野さんがコメントで書いてらっしゃるスプレッドに関しては下記の記事を読むと植物工場の現状と課題がよくわかる。
結構、基本的な話ではあるのね…。でもそれが当事者には見えない、というか。
コスト削減、販路拡大、と必要なことは製造業であればみんな同じ、と。売り先も無いままに工場立ち上げたり拡大してはいけませんよ、と。
スプレッドはコスト削減としてさらなる自動化による人件費削減を考えてるし、再建中のみらいはコストが高くても安定的に買ってくれる販売先の開拓が必要な状況、と。

http://forbesjapan.com/articles/detail/12192/1/1/1

こちらの記事でもコストや意外と低い生産性などが指摘されており、補助金無しでは大半は倒産では?という衝撃的な指摘もある。
また、植物工場の生産システムでは東芝よりもパナソニックが先んじてるようだ。
http://forbesjapan.com/articles/detail/13290/1/1/1

パナソニックは既に生産システムではでシンガポールにも進出しようとしてる。
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASDX20H0T_S6A120C1FFE000/

K. Katsuhikoさんが紹介してるJFEライフは様々な事業の一環としての植物工場なんですね。JFEエンジニアリングが設備を作り、その子会社のJファームでも植物工場運営してるように見える。重複?大きな会社にはありがちな話なのかもしれませんが…
植物工場といえば、撃沈させられた平成25年度中小企業診断士2次試験の財務会計戦略事例を思い出します。そのときは、200%定率法の減価償却によるキャッシュフロー計算、資金調達法の違いによる収益性分析、品質原価の分析など、難しい論点満載でした。

まあそこでも問われたことですが、失敗リスクや回収リスクなど、植物工場を安定的に運営するのはほんと難しそうですね。それに、野菜の生産サイクルとキャッシュサイクルを合わせるのが大変そう。光源や空調などのランニングコストに加え、工場の減価償却を考慮すると、出荷まで時間がかかる野菜の生産を軌道に乗せるためには、内部にかなりキャッシュがないと耐えられなさそうです。

天候不順リスクはあるものの、お天道様の下の農業がどれだけ素晴らしいものかと感じさせられますね。
東芝は野菜で儲けようという考えはそもそも持っていないでしょうから、運用経験を活かしたり、機器やシステムの販売を続けるのなら合理的だと思います。
JR九州、阪神電鉄など、交通系の企業が行っている野菜生産は上手くいっている印象があります。(実態は分からないけど)
東芝には何が足りなかったのだろうか。
誰かが地道に続けてほしいなぁ これこそ基礎(工学)研究!
賢明な判断なんだけど、個人的には張り続けてもらいたかったなー。
株式会社東芝(とうしば、英語: TOSHIBA CORPORATION)は、日本の大手電機メーカーであり、東芝グループの中核企業である。 ウィキペディア
時価総額
1.94 兆円

業績