日本は外国人看護師・介護士に選ばれる国なのか
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注目のコメント
少子高齢化で需要増が見込まれる看護と介護は、人出不足や定着の問題がある分野。外国人での対応について「NewsPicks世論」でも大きな関心が示されました。
※263Pick
『外国人看護師・介護士、難しい定着「もう疲れ果てた」(朝日新聞)』
https://newspicks.com/news/1785188
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様々な発展のあり方をみせるアジア諸国を歩き回りながら、「体感×データ分析」を重視して、外国人看護師・介護士の将来について考えました。
この記事にプラスして、下記の2つの記事を読むと、課題がより立体的に見えてくるはずです。
「アジアが迎える高齢化リスク」
https://newspicks.com/news/1581931
「外国人家事労働者に出産を認めないシンガポール」
https://newspicks.com/news/1594541
なお、しばらくの間、「NewsPicks世論」で関心が集まるASEAN諸国が関連するテーマについて掘り下げる記事を積極的に書いていきます。
追記:皆さん、ありがとうございます。全てのコメントに目を通しています。日本関連の記事では「日本disり」や「上から目線」にならないよう心がけています。データや事実関係に基づきながら、自分が経験したことを、ー絶対化に細心のの注意を払いながらー、相対化することで、ASEANという隣人を通じて伝えられるメッセージがあるのでは、と。
追記2:神山晃男さん、ご指摘をありがとうございました。本文中の「超高齢化社会」を「超高齢社会」へと訂正しました。このタイトルの視点はとても大事。
日本人の多くは
「給料いいし、治安も良い日本に来られて幸せでしょ?」という感覚かもしれませんが、言語も特殊でまだまだ閉鎖的なこの国に「来ていただけるのか」という視点をもってもう一度日本を眺めてみる必要があると思います。現状のデータと課題がとてもよくわかる記事で勉強になりました。そして、筆者の方が、「記事を執筆するために様々な資料を探し、データを解析していくなかで、答えの無い迷宮に迷い込んだ感覚になった。」と書かれ、そこに「少子高齢化社会ではこれまでの物差しでは幸福度を測れない時代が来るのかもしれない、と感じることもある。」とつなげているところには大変共感します。
私が働く病院では第一期生から外国人看護師候補者を受け入れています。記事で触れられている高度な日本語能力が求められる問題に始まり、文化的、宗教的、そして病院看護師という少し特殊な組織に入り込まなければならない(日本人看護師が普通に病院を変わっても馴染めず退職するケースは非常に多い)など、同僚として友人として間近でその苦労を見てきました。そして、第一期生で看護師試験に合格した優秀なその友人が今月末、家庭の事情で帰国となりました。彼のFacebook記事のプライバシーが公開となっているのでご紹介させていただきます。
https://www.facebook.com/rofik/posts/10209138615840642?pnref=story
感想文的なコメントで失礼致しました。当院ではこれまで10名弱の受け入れをしてきていますが、看護師資格を取得出来た者は2名で、今回で2名とも帰国となりました。現在、候補者1名が資格取得向けて看護助手として働きながら頑張っています。日本が選ばれたとしても、外国人看護師受け入れが超高齢化社会への対策として切り札となるには課題は多いと感じます。