• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

「シンギュラリティ」は誤解されている

NewsPicks編集部
223
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

注目のコメント

  • badge
    東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授

    シンギュラリティについて誤解があるというのは,とても良くわかりました.
    一方で,ここで述べられている誤解は,あくまでもカーツワイルさんの定義したシンギュラリティと,巷で言われているシンギュラリティとの間に齟齬があるという話かと思います.
    一般の人が気になるのは,では巷で言われているような(間違った解釈の)シンギュラリティはホントのところ起こるのかどうか?という辺りかなぁと思います.もう少し突っ込んだ,例えばホーキング博士の危惧しているような未来は来うるのか?あたりへの具体的な反論を聞いてみたかったです.
    ちなみに僕は専門家ではないので直感的な判断でしか無いですが,矢野さんと同じく,そんなの起こりっこないと思っています.ただここで述べられているその理由が「人間が設計しているから」だと,ちょっと根拠として弱いかなぁという印象を持ちました.

    脳と身体とは密接に関係していて,身体から脳を切り取ってしまったときにそれだけで自分は存在しない,という後半の話も面白かったのですが,このあたりも哲学的な部分を含んでしまうので,賛否は分かれそうですね.
    例えば,四肢を切断してしまった人が,無いはずの部位に痛みを感じるような幻肢痛という現象がありますが,これを突き詰めて考えていけば,身体は無くても,そこに身体があるように感じる状態というのは,あってもいいような気もします.
    あるいは,義肢を装着したとき,これは部分的ロボコップという状態と言えるかと思いますが,その義肢に身体性を感じるということはあると思います.あくまでも思考実験ですが,では徐々に身体を機械に置き換えていったときに,どの段階までは自分で,どこから自分でなくなるのか,というのは自明ではなく,連続的に自分を保ったまま身体を機械に置き換えられてもいいような気もします.
    難しい問題設定ですね.


  • NewsPicks編集長

    シンギュラリティという言葉の産みの親であるカーツワイルは『The Singularity Is Near 』という本を出し、シンギュラリティの名が一躍広がりましたが、この本のサブタイトルは「When Humans Transcend Biology」。
    すなわち「人間が生物学的な人間を超えるとき」という意味で、「AIが人間を超える」と書いてあるわけではないーー。目からウロコの対談が続きます。


  • badge
    東京国際法律事務所 代表パートナー 弁護士

    多分次回の連載でl掘り下げられるのだと思うのですが、矢野さんは、近時のAIブームはバブル的であり、かつ、厳密な意味で誤っていることが多いので危惧を持たれているのでしょう。確かに、先日のGoogleしかり、「AI」が様々な意味を含意した不明確な内容のまま、マーケティング用語として広く使われる結果となっていると思います。

    カーツワイル氏が著書で論じているシンギュラリティも、描かれている将来予想像はかなりSF的ですが、あくまで主語は人間で、人間の知能が非生物的知能と融合して爆発的に進化することがシンギュラリティだと描かれています。カーツワイル氏が主張する内容の当否はさておき、例えば、非生物的知能が自己増殖し人間をせん滅するというようなターミネーター的な単純な二項対立が描かれているわけではないことに注意が必要だと思います。

    矢野さんが論じられている知能と身体性についての議論に関しては、人工知能学会監修の「人工知能とは」という書籍が示唆に富んでいて非常に面白かったです。
    https://www.amazon.co.jp/dp/B01G4TOL1Y/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか