天皇、メディア、霞が関、戦争
NewsPicks編集部
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人の意見なんで正解不正解はないんですが、個人的な思いを述べると、「天皇はまさにNの象徴ですけど、天皇家自体はいまの役割に対する執着はないでしょう。」とは全く思いません。固執はなく、それが代々続く天皇のお役目なので。天皇陛下の元に国民として纏まっているのが日本の特徴であり、誇るべきことだと思っています。
今、海外にいますが、どれだけ天皇陛下が海外の皆さんからリスペクトされていることか。日本の総理大臣が来てもニュースにすらなりませんが、天皇陛下が来るとなるとその日を休みにしてしまうほどの歓迎ぶりです。ここ、パラオでも、地元のおじいちゃんおばあちゃんが、去年天皇皇后両陛下が来られたことを自分のことのように誇らしげに語っていらっしゃいました。日本人として、本当に嬉しかったです。
天皇という最高権威によって、民衆が「おおみたから」とされ、国家権力、政治権力はそのサポート役と規定されているという統治の仕組みは、究極の民主主義ということができ、私自身はそのことをとても誇らしく思っています。さらに過激になってきましたね。
あまり知られていませんが、松本清張の著書に「象徴の設計」というのがあります。Nというか国というのはまさに幕末から明治にかけて「設計」されたわけです。国というのはそれくらい新しい概念だし、当時の社会情勢からしょうがなかったんですよね。これがそろそろ制度疲労を起こしてきた、ということなんでしょう。