韓国検察、ロッテ会長逮捕状請求 横領や背任容疑
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報道によれば韓国ロッテの重光昭夫(辛東彬)会長には、1700億ウォン(約155億円)の横領、背任容疑がかけられているとのこと。
これらの資金は、個人の蓄財と思われるものもありますが、第二ロッテワールドの建設、ロッテ免税店の事業許可などに絡む政界への裏金だった可能性があるようです。
韓国ロッテは李明博政権下で、最も利益を受けた財閥だったと言われていますが、政権が変わると、前政権関係者に捜査の手が及ぶのが韓国の伝統でもあります。
この事件が政界に波及する可能性は決して低くはないと思われます。
日本とも関係の深い、韓国第5位のロッテ財閥の解体にも繋がりかねない事件ですので、捜査の行く末に注目したいです。私の知る重光昭夫氏は非常に真面目で真摯な日本の人。米国留学時代は敢えて私たち日本人仲間と距離を置いて英語を極め、それでも皆に愛された。韓国を任されて韓国語をゼロから学んでモノにしたとも聞きますし、停滞気味の日本のロッテを差し置いて韓国ロッテが大きく伸びたのは、察するところ昭夫氏の功績でしょう。少なくとも、巨額のお金を私服して贅沢に使っているなんて印象を受けたことがありません。深いところは知るよしもありませんが、事実でないと信じたい。
どこの財閥も真っ黒だろうが、日本にある資産を韓国にもってくるという連想が働き、韓国国内では所詮レジャー産業しかやっていないロッテがもっとも叩きやすい。
今サムスンや韓進（大韓航空や、破綻した韓進海運グループ）はいま叩けませんしね。
外交失点ばかり、経済が疲弊する政権運営への批判をかわすためではないかと思ってしまう。
