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福岡の取り組みは興味深く見ています。上手く参与するすべを探ります。
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福岡市で生まれ育ち、大学から東京に出て、それ以来帰らずに東京で働く私にとって、こういう話は聞くたびに嬉しくなるし、いつかは福岡に戻りたいという想いに駆り立たせる。

福岡の都市としてのポテンシャルはその都市構造、地理的条件、地域性などから国内随一であることは疑いないが(前編の私のコメント参照:https://newspicks.com/news/1766644/)本稿でもあるようにリスクマネーの供給とファイナンスができる人材がボトルネックであるのも確かだ。また、これも優秀な人材を抱えるだけの労働市場が質・量ともにないというのも「西海岸」になり切れない部分だ。

結局、今の時点ではまだまだ九州を地盤とした地方中枢都市ないし支店経済から脱皮しきれてないのが背景にある。もし福岡に足りないものを追加するならば、高い視座で事業開発・マーケティングをする企業や人材の不在がある。結局、ある程度のビジネスは福岡経済圏を相手にしたビジネスで成立できるから、福岡発で全国、世界というモチベーションに乏しい。

それではどうすれば良いのか?と言われるとなかなか簡単ではない。戦略特区的な政策誘導はその一つだろうし、当面の人材の受け皿となるようなグローバル企業の本社誘致というのもあるかもしれない(例えばソフトバンクとかw)それぞれのスタートアップが競争力のある報酬で実績のある有能な人材を東京や海外から引っ張るというのもあろう。私も、もし世界相手に働ける機会が福岡にあるのなら、是非働いてみたい。
ウェストコースト化、国家戦略特区化、優秀な外国人卒業生に永住権与えるなどなど、素晴らしい!国には頼れないので、九州の「国際化」はマストだと思います!

もう直ぐ世界最大の経済になる中国と至近距離という地の利を生かして、中国の「人・物・金・情報」を上手く利用するシステム作りを!
福岡からほど近い別府には立命館アジア太平洋大学もありますね。この辺から輩出される人材がうまく周ってくると面白いのかなーと。
九大の学生としてすごく興味深く、誇らしく読ませてもらいました。一方でこれだけ素晴らしいニュースの詳細をあまり知らなかったのも事実。
文中に、「アメリカでは知名度が低い」とあるが、日本においてもあまり知られていないだろうし、皮肉なことに、九大内においても知名度は高いとは言えない。
こういった活躍に触発されて頑張ろうと思う人も多くいるだろうし、もっと広く伝えるような努力が必要だと思う。

福岡が人との関わりが密な都市として扱われているがそれは中心部に限る。九大工学部がある伊都キャンパスは天神から一時間もかかり費用も700円程度必要だ。そして、伊都キャンパスの近くに他の大学は存在しない笑
多くの人と交流して新たな知見を一番得るべき大学生が、交流をしにくい状況が存在している。偶発的な繋がりを期待するのであれば、キャンパスの場所はもっと中心部に帰るべきだ。

そういえば、もともと九大キャンパスは中心部にあったのだが、老朽化を原因に移転を行っており、今の田舎に移動している途中なんだよな。。。
東北出身、東京在住で福岡には縁が無いんですが、色んな話を聞く限り、日本の地方都市で発展の可能性を一番感じるのは福岡ですよね。多少給料が東京よりも下がっても、生活全般のコスパが高いので、満足感もありそう。今度行く機会があるので、色んな所を見てみたいですね。
新規のビル建設などの人材が全然足りてない様子です。
ビジネスマンの転勤先、生活拠点としての人気はすでに確立されていると思いますが、イノベーションを起こすベンチャーの集積地として国内外に認知されるようになるまでには、まだまだ創意工夫が必要、といったところでしょうか。
ちなみに、私は福岡とよく比較される札幌に5年間住んでいたこともあり、基本的には札幌びいきです(笑)。札幌も頑張れ!
研究成果の特許問題に触れていますが、これは大学と企業の共同研究において、しばしば障壁になります。企業側視点では不実施保証の回避が重要になります。不実施保証とは、特許を共同で出願し特許権を共同で所有する場合、一方が実業を行う例えば製造メーカー、もう一方が実業を行わない例えば大学の場合、実業で特許権を実施して利益を得た製造メーカーが、実業を行わない大学等に利益を補償する為、予め決められた料率の金額を支払う仕組みです。これは任意条項なので、契約時に回避するのが企業側の交渉の基本です。契約が不実施補償の有無に関わらず、一件あたりの共同研究費がほぼ同額を前提とする相場なのが、産学協同研究に関する問題の一つです。

いくつかのステップがあるはずです。不実施補償を企業側が認めるなら、共同研究費は成果報酬で低額に抑えてもいいはずです。不実施補償を企業側が認めないなら、研究成果すべてを企業が追う形の共同研究費が必要でしょう。もっと割り切って、受託研究開発をするなら、ノウハウ含めて請け負う代わりに、全ての成果を企業に譲渡する前提の研究開発費が必要かもしれません。

産学共同研究に関する相場が、玉石混合で一定の範囲に収まっているのが問題です。これは企業側だけでなく大学側も対応を変えないと、状況は変わらないです。そこがうまく回り始めると、研究成果が実用化に回るサイクルと共に、自らの研究成果を事業化するような、人材流動化のサイクルも出来るのではないか、そんな事を思います。
レアメタルを使わずにというところに目を付けて、実用化の段階まで来たことが凄い。将来はRGB全ての色でTADFを実用化、有機半導体レーザーダイオードの開発、これらが実現した時に産業がどう変化するのだろう。
Kyuluxの成功は当面有機ELの普及に掛かっていると思うのですが、液晶のメリットや改善もあって、上手くいくとは限らない状況だと思います。


『究極の有機EL発光材料を福岡から世界へ向けて実用化開発へ
~九州大学の研究成果を活用したベンチャー「Kyulux」、総額15億円の出資を得て本格稼働~』
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20160225/

(PDF)『“革新的な有機発光材料の創製から
未来の有機半導体レーザーへ”』
http://www.jst.go.jp/pdf/pc201609_adachi.pdf
明日からヘルシンキで行われるSLUSH 2016に福岡市は参加するみたいです。わざわざヨーロッパのスタートアップイベントに参加する明確な目的はわかりませんが、とりあえず見てこようと思います。

[12/2 追記] 実際にキーマンと言われる方々にお会いしましたが、"グローバル"という意味でまだまだ道のりは長そうという印象。ただ、こういった取り組みを続けることで見える世界もあるのかと。応援してます。
この連載について
九州地域で産官学が連携して産業を活性化させようとする「地方創生」連載。地域の独自性を生かしてイノベーションを起こそうと奮闘する姿を、多角的な取材で描きます。

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