【SPEEDA総研】衰退する銭湯と拡大するコインランドリー
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注目のコメント
面白い。コインランドリーと銭湯という、家庭内設備の代替につれて廃れるはずの産業が違う状況をたどっていることがデータ分析からはっきり分かる。銭湯のなかでも業態を変えて成功したスーパー銭湯、しかも中国に進出して伸びている「極楽湯」についての情報も興味深い。
日本へのインバウンド観光で温泉を体験して、自分の国でも日常的に使いたいと思う人も多そう。熱いお湯に長い時間浸かるという習慣がない東南アジアでも、日本で体験した人が良かったという人は多い。いわゆるヘルススパで湯船につかるのはオマケ程度だが、日本のスーパー銭湯は湯船に浸かる部分がキモ。新しい需要が生まれ、日本企業が海外でより取り込める可能性も示唆されている。コインランドリーがこんなに主婦に浸透していたとは予想外でした。
確かに大物を洗えたり機能性が向上し、クリーニングに行くより安く、家でやるより早い。供給側で、サラリーマン経営者も増えているようです。業界内では今後もまだ伸びる、という見方が大半。古くからあるサービスなのに、今時珍しい市場です。
コメントでも指摘されてますが、おしゃれなカフェ型店舗も増えてきていますよね。(例)http://www.nc-nomura.com/store/info_sikinzan.html
銭湯の今後は、後継者問題などを解決するとともに、高齢者のコミュニティとして利用してもらうとか、外国人観光客などの取り込みを積極的に図るほかないのではないでしょうか。
都内の銭湯で年間利用者数は2,400万人。東京都に来た訪日客数は1,200万人なので、うち2割が来てくれれば1割増ということに。