京都系は華々しいM&Aばかりじゃないけど、ちょっとゾクゾクする
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注目のコメント
私が経験した京都のM&Aで一番面白かったのが、創業550年の老舗企業と創業200年の会社(日本全体なら老舗だけど京都ではそれほどでもないらしい)とのM&A。
合わせて創業750年!
ちなみにM&Aの目的は、現業でもあと50年くらいはやっていけるけど、その後はわからないから、だそうです。
多分世界広しといえど、こんなM&Aが成立するのは日本の、しかも京都だけでしょうね。京セラ・任天堂・村田・島津・堀場・日本電産・オムロン・・・世界を股にかける超ハイテク企業と、1200年の文化とが当たり前のように同居し、学生はんの人口密度が日本一高くて、ミシュランの星がパリの3倍ぐらいある、という奇跡のまち京都。
西陣の旦那連中は、創業500年ならそこそこやけど400年は若いなぁなどと真顔で言います。そこには、アメリカ型の企業寿命30年説なんて何言うたはりますの的な(まぁそんないけずなことは京都人は言いませんが)、言葉にはしないDNAがあります。
そういう起業と永続のエコシステムは、京都リサーチパークや大学の連合組織などの仕組みもあって、町衆に組み込まれています。来週そのあたり訪ねてくるのでレポートします。
10月13〜16日には、京都の現代文化とテクノロジーを発信する「京都国際映画祭」を開催します。ぼくが実行委員長で、よしもと芸人とともに、みなさんをお迎えします。おいでやす。大山さんのコメントにあるように、京都は時間のスケール感が日本のスタンダードと一桁、二桁違う。京都に数年住む程度では全く相手にされないので、その辺りの感覚が個人的には全く馴染めなかったが、それだけに京都大学の自由な学風が際立っていたように思う。M&Aと全く関係ないコメントですみません (´∀`;)