日本人は、真の意味で「休めて」いない - フィンランド人が教えるほんとうのシンプル

これができる人はそういないと思う。海外のリゾートなんかに行っても日本人と、欧米の人の過ごし方の違いに自分がせこい人間のように感じてしまう。
・良質な静けさとはこの上なくぜいたく
・4週間の休暇をすべて田舎の湖近くのサマーコテージで過ごす
・「なにもしないこと」が必要

現代人が忘れかけている本当の豊かさを味見させてくれるような素晴らしい記事です。

「夏休みは静寂とともに自然に溶け込み、何もしない。」

これこそが自然との一体感という最高の贅沢なのかもしれませんね。

私事で恐縮ですが、病院から往診先までの山道があります。約20分ほどの車中ですが窓を開けて音楽を消しています。

つかの間ですが緑の香りを味わえ、鳥のさえずりや風が木々をゆらす音が楽しめます。こないだなんて道端に鹿の親子がたたずんでいました。

往診から帰ると、不思議と疲れが取れています。

4週間何もしねぇだと⁈⁈短気でなけなしの江戸っ子にはそんなのはなから御免だ、てやんでい！

みんなと同じことをするのが好きな日本人が、最も苦手としそうな過ごし方かと。よく言うと、それだけ協調性が高い国民性なんだと思います。

リゾートに行って何もしない、というよさがわかってきたのは、つい最近です。
でも、初めて行くところだと、いろいろ観光したくなりますし、観光するよさもありますし。
何もしない休日もあればアクティブな休日もあっていいのではないでしょうか。
ただ１つ、せっかく綺麗な海があるのに、プールサイドだけで過ごすというのだけは、いまだによくわかりません。

忙しい日本（の都会）からみるとこういう過ごし方はうらやましいと思うだろう。でも・・・かつてフィンランドが自殺率が世界有数だった（ググれば一杯情報が出てきます）背景を考えると、休みの時はある程度刺激のあることやった方が精神衛生上はいいんではないかと思ってしまう。

昔、タイなどのバックパッカー宿で北欧の若者と話したことが何度もあるが皆「冬は退屈でたまらん」「熱帯の夕日は最高や」って言ってたなあ。

暮らし方は「文化」ですから、それぞれでしょう。内容よりも見出し（「真の意味」）に問題があります。
明治の初期、西洋人は時間観念に乏しい日本人を怠惰な民族と評していました。

休日はSTREET FIGHTERというゲームに神経をすり減らしてますが、リフレッシュできてます。

私も、何もない田舎が好きなので、記事内容に共感しました。本文には言及がない日本批判の見出しで損をしていてもったいないです。ぜひ、本文を読んでいただきたいです。また、編集者は安易な炎上マーケティングをやめたほうがいいとも、思います。