世耕経産相、ジャパンディスプレイ売却検討も=WSJインタビュー
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コメント
注目のコメント
本人です。
取材では個社の案件について質問を受けましたが、明確に「何も決まっていない」と否定しています。
英語版本体の方が正確に記述しています。(日本語版については正確に記述するようWSJ側に申し入れています。)
However, no decision has been reached on Japan Display's future, he said, and he is open to any arguments about the company's importance in advancing the nation's technology
その上で、私の考え方を一般論として述べました。
私は、日本はコモディティ化した分野にこだわるよりも、高い技術力で先行利得を取れる分野に集中して経済成長することが重要だと考えています。WSJ日本版編集長の西山です。
世耕大臣、ご指摘ありがとうございます。
今回の日本版記事は英語記事を分割して翻訳したもので、その結果入るべきものが当初の記事に欠けている形となり、誤解を招くこととなりました。
「何も決まっていない」という重要な部分を含め、先ほど記事を更新いたしました。
今後も正確な翻訳を目指していく所存ですので、皆さまどうぞよろしくお願いいたします。「コモディティ化してしまったら他に譲る」というのは聞こえはいいが・・・技術者を大事にせず、技術がどんどん外に逃げて行ってしまった後に言う言葉としては寂しい限り。
長期的な技術戦略の不在が招いた事態。そもそもは各電機メーカーの首脳が守りに入ったのが原因。
三星のようにじっくりどっしり構えて10年単位で投資し続けた姿勢とは対照的。2年が待てないのよね。変化の激しい世界なので、「たったの2年」とも言わないけど。
「ダメ事業の寄せ集め」、というのはマスコミの方からしたらそのように映るのだろうけど、そういった産業に従事している人もいるのだから、表現にはそれなりに気を遣ってほしいところではある。大西さんの記事や本は好きなので、そのあたりは残念。
ダメな事業というのは存在しない。その事業で売上を上げたり、利益を出している会社がある限りは。お客さんもいる。まずいのは戦略、戦術。
LTPS液晶パネルを続けるのにもお金はかかるし、有機ELパネル工程を立ち上げるのにもお金はかかる。どこにBetするかは経営者の判断。市場と顧客の声を聴き、いつどこにどれだけの金額を投資するか。液晶パネルのようにサイクルの早い製品の場合はどこに時間をかけるか?もお金と同じくらい重要。
追記
まさかのご本人登場。
個人的にはT Takuさんのコメントをみなさんに読んでもらいたいです。
取材された本人が指摘して記事掲載元から記事修正についてもやりとりがあって…これは面白い。
私案を書くが、LTPSパネルでなんとかこの2年を乗り切って有機ELパネルを立ち上げるしかJDIには無い。ここで諦めるのはどうか。有機ELはディスプレイとしては液晶よりも理想的な構造なので、これから10年以上続く産業になりうる。山形大学などとも連携してきちんと取り組むべき。
モバイルの落ち込みは車載やPC向けではカバー出来ない。Apple向けに依存と言うが、Appleの影響を受けない電子部品メーカーもまた存在しない。村田やソニーだって数の出る部分もちゃんと手掛けてる。電子部品産業でコモディティー諦めたらそこにあるのは死あるのみですよ。海外資金の活用は必要なフェーズかもしれない。もはや国内にお金を出すところがないのであれば。