まずタイトルと内容が合ってません。
孫さんの「英会話」の事は一切語っておらず、パブリックスピーチの事のみ書かれています。

次に、前半は英語とは無関係です。日本語であっても内容は同じ、一般に「良いパブリックスピーチとは」という内容です。良い事が書かれていますがいかんせんタイトルが間違ってしまってるので心にストンと入ってきません。

そして後半にようやく、孫さんの英語でのパブリックスピーチの論評が語られてますが、内容ははっきり言ってなんの参考にもなりません。本人が聞いても「そんなもん判っとるよ、出来たら苦労せんよ」というでしよう、英語力をもっと上げましょう、という類の話に終始しています。

メディアはとにかく釣りに必死で気持ちはわかるのですが、いくら釣っても内容とタイトルが合って無ければ逆効果だし、読者は定着しませんよ。

この記事は「ビジネスで成功するには英語力が重要だ！」ではなくて、「ビジネスで成功するには英語は最低限でよい」ということを示している。結局は中身が全て。

英会話だけでなく、日本語のスピーチでもつながること。文化によってどれだけ自分について話すべきか、どの強さの形容詞が適度かというのは異なる。でもそれ以外は伝える技法として共通している部分が多い。soとかahとかも、日本語のスピーチでも「それで」「えーっと」が多いと美しくない。

鋭い分析とアドバイス。ビジネス・スクールで大人気のプレゼンの授業で叩き込まれたのは、何度も練習する事でした。やっぱり、単純だけど、そこのような気がします。

「大学教授のような一本調子のトーン」はきびしいなぁ　ぶら、ぶらは真面目な内容の講義中に、笑いをとるのにつかってくださいね 　子供と本気でケンカするときにもつかえますよ

これは勉強になりますね。１対１で話していても早口になる事が多く、相手がどのような関心を持って聞いているのかを伺いながら話をする事は、自分自身の課題でもあると感じています。

最後の方はアドバイスになっている気もするが、、孫さんのスピーチ。
日本語でのスピーチしか見た事はないが、短く言葉を切り、相手に伝わり易い様に配慮していて流石だと思ったことを思い出す。
英語でも日本語でも伝わり易いスピーチのポイントは同じ。

留学前にこれを見られて良かった。プレゼン力を少しでも上げて帰ってこよう。

最低限通じれば何でもいいと思います！