ココイチが急速に“マンガ喫茶化”しているワケ
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アイドルタイムを開拓するための、話題性やアピールポイントを作るのは誰でも思いつくが、日本人の”譲り合い精神”とランチタイムの顧客心理を読み解き、漫画喫茶化してもピーク時の顧客回転率悪化はないと判断したところが秀逸。しかもココイチは言われてみたら客単価が高いから、多少クライアント数の伸びが悪化しても問題ない。漫画というツールを活用した”喫茶化”は必然の流れだったのかもしれません。地方店のDQNが顧客となると回転率は悪化しそうですが笑
外食企業のコンサルティングをしていたとき、あえて顧客の滞留時間を延ばす工夫をしているカフェほど坪効率が高いことが分かった。セオリーは、顧客の回転率なのだが、実際は、人はものを食べる時間というのは重なっており、一日全体で稼働率を見るとアイドルタイムが非常に多いことに気づく。
実は、今、我々が当たり前に使っているKPI (業績評価指標)というのは、一定の需要を前提にオプティマイズをするためのものが多い。しかし、多くの業態は、売上の落ち込みが経営の主要論点となっており、例えば、ココイチやカフェのようにCSなどが重要な指標となっていることに気づいていない経営者が多い。内部効率は上がるが縮小均衡の落とし穴に陥っている