ギガ数に革命、ドコモも20GBで月6000円の「ウルトラパック」発表。100GBまでのシェアパックも用意
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注目のコメント
ソフトバンクは以前、他社が新プランを発表したら24時間以内に対抗プランを出す、という戦略をしてましたよね。あれも談合って言うんでしょうか。3社とも収益構造は似通っているんだから、見通しは付きやすいでしょう。今回の場合で言えば、ソフトバンクが熟慮して考えた料金プラン(ギガモンスター)なんだから、追随してもやっていけるだろうとdocomoとauは思っているのでは。談合もクソも無いでしょう。
3社に共通しているのは、他社に遅れをとりたくない、顧客の流出を防ぎたいという考えがあること。新プランを発表したソフトバンクも、追随は予想した上で観測気球を上げ、他社の反応を見ていると思う。だからauがテザリングを無料にしたら、ソフトバンクも無料にする(キャンペーン扱いだけど)。
この均衡体制が崩れるとしたら、どこかがiPhoneの特別扱いをやめたとき。でもそれは(どれ程か分からないが)ノルマを達成しない、と言ってるのに等しいのかもしれない。
MVNOにiPhoneの取り扱いを求める人もいるけど、今以上にMVNOも料金が横並びになると思った方がいい。暗黙的談合っていうのは、経営学の教科書にも載ってるれっきとした戦略の一つなのです(大人の世界って汚いですね!)。
今回の行動は、可愛い子犬作戦(puppy dog ploy)とか太った猫効果(fat cat effect)とか言われるものに該当するシグナルじゃないでしょうか。
企業戦略論【中】事業戦略編 競争優位の構築と持続
ジェイ・B・バーニー
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第6章「垂直統合」
第7章「コスト・リーダーシップ」
第8章「製品差別化」
第9章「柔軟性」
第10章「暗黙的談合」