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「孫さんはこの2年くらい、じっと固まっているサナギだった。それがARM買収で、一気に脱皮して飛んでいった」

今回のお話をきかせてくださったのは、8年間にわたって、ソフトバンクの元社長室長をつとめていた嶋さんです。

在任期間のボーダフォン買収、光の道構想、東日本大震災とエネルギー分野への進出、スプリント買収などは、孫さんの経営者としての変化と進化を真横で見る、またとない時間だったのではないでしょうか。
直接、本人には語れない裏側を、このように信頼できる側近から知ることができる内容は、非常に貴重。後世から振り返ってみたら、この記事は、渋澤栄一の側近が明かした研究資料とされてもおかしくないレベル。
2000年に孫さんが政府のIT戦略会議のメンバーだったとき、NTT以外にもADSLサービスを行えるようにすることについて「NTTが栄えて国が滅びるにがいいのか、それともNTTも競争を受け入れて日本にブロードバンドの夜明けがくるのがいいのか、どちらがいいのか」と机を叩いて物申したのは有名な話。確かにその当時に比べて今は非常にロビーイングを丁寧に、重要視するようになったと遠くから見ていて思います。
Jパワーは、我が国の発電事業の先頭を走ってきた国策民営会社。フルMOXの大間原発が完成間近。国策民営は基本的に電力会社も同じ。北陸電力には志賀原発がある。ソフトバンクによる買収は、国策民営体制の大転換になっただろう。

孫さんが買収を検討していた時期は、電力分野の改革の議論が沸騰していた時期と重なる。私はその渦中にいた。実現していたら、政府のエネルギー政策にも、間違いなく大きな影響を及ぼしていた。
ザッカーバーグのフェイスブックアカウントをフォローしていると中国の首脳やローマ法王など、あらゆる世界のリーダーと会談しているから、実業家でもこうした動きは当たり前になっていくのかな。
嶋さんそこまで言って良いのかな〜(笑)
J-Powerの買収は、反対した人たちが考えたリスクは十分解る。もし実現していたとしても、今だに経営カルチャーと、火力の中心の石炭火力の扱いで揉めていただろう。
でも、外野としては、是非見てみたかった!
(追記)
森川さん、
SBの(嶋さんの言葉を借りれば)「大風呂敷プレゼン」、本社でメチャクチャ受けてました。やはり外資受けするんですよ。ビジョンがあるから。ぶっちゃっけ、火消しに苦労しました(笑)
電力会社買ったら原発やらざるを得なくなってたよ笑
当時、経産省界隈で、特に北陸電力買収の動きは、一部で話題になっていました。というより、期待を持たれていました。電力改革派の一部官僚にとっては、「電力再編」という悲願を、SBという最強のプレーヤーで実現できるかもしれなかったからです。

その後、すぐに消えましたが、買わなくて良かったと思います。経産と事業者がガチガチに手をにぎると、東芝みたいになるんだな、とその後判明したので。もちろん、孫さんがそんな選択をすることはないでしょうが。。。

>藤田さん
そういえば嶋さんがドイツに視察されるとき、シーメンスをご紹介したのを思い出しました。。。懐かしい。
孫-嶋さんコンビの頃にはいろんなお話をお二方としましたが、電源開発(Jパワー)買収の件は存じませんでした。実現していたら面白かった。
そんなダイナミックな構想が孫さんの頭ん中をあれこれうごめく中で、スプリントやARMという海外に視線が移った。もう日本を相手にしてもらえないのかな。
話のスケールが大きくて、コメントの切り口が見つからない(笑)

この連載、面白いですね。
この連載について
英ARMを買収したソフトバンクグループ創業者の孫正義は、60歳を目前にして、さらなる進化を遂げようとしている。時に夢想家であり、時に冷静に収益と数字を求める事業家であり、時に感情をむき出しにする稀代の経営者の実像を、シリーズごとに描いてゆく。
ソフトバンクグループ株式会社(英文社名: SoftBank Group Corp.)は、日本の携帯電話等の電気通信事業者やインターネット関連会社等を傘下に置く持株会社。日経平均株価及びTOPIX Core30の構成銘柄の一つ。 ウィキペディア
時価総額
7.68 兆円

業績

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