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26階。それはソフトバンクで働く者にとって、社長孫正義その人を指す言葉でもあり、最終的な経営の意思決定の段階を意味する言葉でもある。

経営会議が行われる会議室、孫さんの目の前には、10メートル超の円卓状の会議テーブルを挟み、高さ2mは優に超える坂本龍馬の肖像写真が対峙する。演台に右半身を預けたモノクロの坂本龍馬が見守る中、経営会議は本稿にもあるように長丁場になるのは日常茶飯事だった。孫さんはその思考のベースに何かしらの情報に基づく直感がある。その上で緻密な計算に基づき最終的な判断を下す。そしてお金に対する拘りは半端なく徹底している(私が出会った経営者の中で孫さんに並ぶのはニケシュ・アローラくらいだろうか)。

私がiPhone事業推進室長の任にあった時、初代iPadの供給が間に合わず、予約のオペレーションが錯綜し、Twitter上で多くの不満が呟かれた時、店頭に掲示する告知のポスターの文面を決定するのに、2時間を要したこともあった。消費者やマーケットのマインドを的確に把握し、大企業の社長の多くが、全く意に介さないような小さなものでも、それが与える消費者やマーケットへの影響が大きいと見るや、納得の行くまで拘る姿勢。それが孫さんを孫さん足らしめていると思わせた出来事だった。

全く偽りのない孫さんの迫真に迫ることの出来るこの連載、今後も楽しみだ。
孫さんの意思決定の現場は、どんな様子なのか。ソフトバンク本社の中枢である「26階」で活躍する経営幹部たちに、その実情を語ってもらいました。
孫さんのまわりの方々は、楽しそうに(ほんとに楽しそうに!)、孫さんがいかに理不尽かを語る。しかし…、最後には、大笑い。孫さんのことを、「くそー」と思っていながら、大好きなのだ。
目の覚める様な記事でした。
ソフトバンクの強さが初めてわかった様な気がします。

激情型の天才経営者をトップとする会社は、やもすればトップの考えを忠実に実行する実務家さえいればいいとなりがちです。

しかしソフトバンクの実務家は違う。
天才の頭を理解した上で、しかしその実現のために一捻りもふたひねりもしようと頭を使う。
時には暴走しがちな天才を、否定するのではなく、すべて理解した上で止めようとする。

こういう人材が脇を固める会社は確かに強いと感じました。
孫社長ばかり注目を集めるソフトバンクですが、孫社長が孫社長たり得るのは、こうした人材あってのことであり、そういう人を集め得る孫社長自身の眼力と器ゆえと言えそうですね。
優秀な参謀を何人も抱えていることが分かりますね。
青野氏が紹介した孫さんの東日本大震災後の言葉が印象的です。
「お前たちは生まれ時から、日本人だったじゃないか。俺はお前と同じように、日本に生まれて、日本人になりたくて、やっと認めてもらったんだ。日本の危機を憂いて、何が悪いんだ!」
別記事の話題で恐縮ですが、僕は蓮舫氏にも似たような思いがあると思うのです。
「安本」性を捨てて「孫」と名乗った孫さんと「蓮舫」という名で政治活動をしてきた蓮舫氏には共通点がある。もちろん、政治家と実業家は同じ土俵ではありませんが。
社長室裏の「別荘」は私の小説「拝金」のモデルにさせてもらいました。凄いところです
特に人事を束なえる青野氏のインタビューが興味深い。言われたことを生真面目にやるタイプだとソフトバンクはきついのだろうなぁと思った。大きい夢を孫氏と一緒に見れて、その大胆さというか無謀さをそれで大目に見ることが出来て、議論を本気でしたり無茶振りに対して自分で考え抜くことを楽しいと思えないと無理。逆にそれが出来る人にとっては、色々なチャレンジが出来る場でもあるのかなぁと思った。
外堀を取材することで浮き彫りになる孫氏の人物像に魅力を感じます。周りに置く人間がいかに大事なのかが伝わりました。
あのユニクロの柳井さんまでが出てきて孫さんが辞めるのを説得する話、そんなやり取りがあったのか、と初めて知りました。生々しくてイイです。

>会議の場に座っているだけで、何十億円もの手数料を請求してくるファームに対しては厳しい。

ソフトバンクもコンサルを使い慣れている感があり、使い方が上手いと思ってます。コンサルの皆さんが好きな言葉である「Value」があれば、どんどん仕事を頂けるけど、なければすぐにお払い箱。外部のアドバイザーも鍛えられる会社だと思ってます。
現実世界を超越したビジョンを持つカリスマ創業者の周りに、それを現実世界に翻訳する優れた実務家が補佐する絶妙の生態系のようなものが出来上がっていることがよくわかった。それだけに、ニケシュの一件もああなったのは容易に想像がつくし、創業時から集団指導体制だったアリババの規則は適用が難しそう。アップルみたいに、孫さんが居なくなったらカリスマなき組織は苦戦しそう。
この連載について
英ARMを買収したソフトバンクグループ創業者の孫正義は、60歳を目前にして、さらなる進化を遂げようとしている。時に夢想家であり、時に冷静に収益と数字を求める事業家であり、時に感情をむき出しにする稀代の経営者の実像を、シリーズごとに描いてゆく。
ソフトバンクグループ株式会社(英文社名: SoftBank Group Corp.)は、日本の携帯電話等の電気通信事業者やインターネット関連会社等を傘下に置く持株会社。日経平均株価及びTOPIX Core30の構成銘柄の一つ。 ウィキペディア
時価総額
13.6 兆円

業績

株式会社ファーストリテイリング(英語: Fast Retailing Co., Ltd.)は、株式会社ユニクロなどの衣料品会社を傘下にもつ持株会社である。東京証券取引所第一部上場。世界のカジュアルの企業の中での売り上げは第3位である。 ウィキペディア
時価総額
6.26 兆円

業績