プレミアム会員限定の記事です
今すぐ無料トライアルで続きを読もう。
オリジナル記事 7,500本以上が読み放題
オリジナル動画 350本以上が見放題
The Wall Street Journal 日本版が読み放題
JobPicks すべての職業経験談が読み放題
コメント
注目のコメント
ROE40パーセント越えを続けるのは、難しいでしょう。新規ビジネスに入ればほぼ確実に希薄化する。でも、それを持って衰退とするのは短絡的過ぎる。アップルは、過去の自社実績比較より、将来の相対比較で判断すべき状態だと思う。
昔は「iPhoneで世の中を振り回していた」が、最近は「iPhoneにAppleが振り回されている」感じが少ししている。利益が出て、株主資本が累積して、期待値も上がって…成功したゆえに出てくる様々な課題がある。
なお、ROEについては、利益の伸びもあるが、ティム・クックになってから株主還元を始めたのも大きい。そしてその原資は負債調達。最近米国外資金の還流について①などで話題になっているが、Appleは税率を下げるために米国外に利益蓄積しており、それを米国に還流させると課税対象となるため、負債で原資調達している。なお、Appleなど米国大手IT企業の株主還元は約1年前に②で取り上げた。
Appleは水平分業を徹底しているので、製造サイドという点でAppleだけをやっているわけではないが、Hon Haiも併せて見たい。③でみると、Hon HaiのROEは16%程度で推移。ただ2013年度をピークに負債は減少傾向にある(FCFも増加傾向)。売上高(約17兆円)の割りに投資CFが2500億円程度とかなり小さいのが印象的。
①https://newspicks.com/news/1763587
②https://newspicks.com/news/1131573
③https://newspicks.com/company/SPD13LH1NUQTZWXU?t=chart動かすカネが増えるほど、投資家は銘柄が限定され、経営者はスケールに見合った仕事を求められる。流行ったラーメン屋がカレー屋出すみたいに、稼いだスマホ屋に自動車でも当てろって言われてもね。
小は小なりの、大は大なりの悩みがあるということだね。
この記事の著者 / 編集者
この連載について
新着オリジナル記事
- 1540Picks