ちょっと違う角度で言えば、大塚家具さんの時価総額は200億円弱。規模で言えばベンチャー水準なのに新たなサービスを始めるだけでココまでメディアが取り上げてくれるのはベンチャー経営者からすれば羨ましい限りです。

富裕層に向けて新品の高級家具に買い替えてもらうべく（値引きの代替として）買い取りもします、という戦略でしょうか。むむむ…。

ゴルフクラブや家電製品で似たようなビジネスモデル（耐久財の新品を売るべく買い取りをする）はあるけど、査定、修復、在庫管理で独自のノウハウを積むのに時間をかけているし、さほど成功事例は多くない。
強いてあげれば、ヴィクトリアゴルフ＋ゴルフパートナーの複合店舗（同じゼビオグループ）くらい。

大塚家具は展示販売が中心で、高級な輸入家具の場合は注文を受けてから海外メーカーに発注するケースも多く、それによって在庫負担を極力抑えてきたのに対して、市場価値が分かりにくい中古家具の自社在庫が膨らむようなことがあると、財務が一気に悪化しかねません。

端的に申し上げて、営業赤字に陥っている今のような状況で打つべき手とは思えません。
大塚家具が買い取った中古家具を引き受けてくれる提携会社が外部にいるのなら杞憂ですが。

久美子社長の合コン相手…。その昔ご本人に理想の男性像をうかがったことがありますが、勝手に晒すのはやめておきます。
とにかく大塚家具は応援してます。頑張っていただきたい。

このところ、服ですら「買わずに、会員制レンタル服で済ます」生活の私なので、次は一歩進めて「Furniture as a Service (FaaS)」がほしいところです。

日本以上に大量生産・使い捨て文化のアメリカですら、時代は「買う→捨てる」から「所有しないで使う」サービスへと移行中です。

あれ？家具のリユースって、確か子会社のリンテリアさんでやってますよね。
それを更に拡大するってことでしょうか？
あるいは本体でも始めるのかしら？

リンテリアの家具は大塚家具のショールームに並んでいますが、リプロダクト品などの安物ではない、ちゃんとしたブランドのお墨付きがあるので偽物をつかまされることなく（高級家具は結構これが多いんですよ）安心です。

そしてなにより大事なのが、プロの手できちんとした補修もされていて、ショールルームで実物を確認できるので、後で傷があったなどのトラブルもありません。
この辺はネットオークションの現状渡しと違うところですね。

お値段も新品の2分の1から3分の1位で、なかなかお買い得かと思います。
問題はショールームに行かないと、何があるのかわからないこと。

ネットでもちゃんと在庫が確認できて、更に実物が気になる時は、ショールームで見ることができる、としたらとても使いやすくなると思います。

是非そのあたりの対応をよろしくお願いします。

リユースもいいが、月額でライフスタイルに応じて家具を変えられる、アメリカで広くあるFurnishedServiceを始めてもいいかも。家具って買ってしまうとなかなか変えられないからリユースと同じくらいニーズあると思う。

次原さんからお誘いがあるかもしれないので、企画しようかと思います。ｗ　それは置いておいて、買取りして再販売するビジネスモデル、どの程度ポテンシャルあるのでしょうか？かなりコストがかかる気がします。再販売する店舗を新たに作るのか、それともネットで販売するのか、より具体的なモデルが分からないと評価できないですね。

次原悦子さんの、まるで少し酔いながら書いていらっしゃるのだろうかとピッカーを油断させる内容のコメントが自然体？過ぎて面白い。

リユースは情報の非対称が大きい分、プラットフォームの信頼と個々のレピュテーション維持へのインセンティブが大切。なので理屈の上では腑に落ちる。特に値崩れしづらい高級家具に需要高そう

これまでの下取り前提から中古家具の買取を開始とのこと。以前の大塚家具のお客さまなら高級家具を使っている方も多いと思いますので、中古としても価値があるのかも知れませんね。
家具の中古買取は他社でもやっていると思いますが、少し前近くのところが潰れたので今どき新しいものが簡単に手に入る世の中のなのでなかなか儲からないのかなと感じたことがあります。