ウェアラブル市場、Fitbitがアップルを圧倒--ベーシックが人気
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ウェアラブルの先駆けNikeがFuelBand事業から撤退を表明したのが2年前。それからApple Watchが発売され、Nike+はiOS上動くアプリケーションへと姿を変えた。しかし、この2年の間、多くのメーカーから魅力的な商品が出てきて、市場は活性している。
私は今でもFuelBandの復活・進化を待つ一消費者だが(私の古巣AKQAはFuelBandの開発にも関わったもののw)Garminなども同時に使った印象では、ウェアラブルは単機能に特化して、その時々のオケージョンやアクセサリー的に使い分けて身に着ける方が、使い勝手も良いし、軽いし、何より愛着が沸く。
Fitbitの好調はまさにそうしたニーズを捉えたものと思うのだが、もともと「21世紀のリストバンド」を発想して作られたNike FuelBandにいかに先見の明があったかと思い知らされる。(腕時計ではなくリストバンドというところが大事)ウェアラブルと言っても大きく2つのカテゴリがあり「何でもできます!」的なウェアラブル端末よりも、ウェルネスに的を絞っているウェアラブル端末の価値のほうが判りやすいんだと思います。
IDC レポートの見どころとしてはこの3つですかね。
1.Apple 57%前年対比マイナス成長、逆にFitbit は前年対比28.7%成長
2.Xiaomi 5%市場シェア下がる(Q1からQ2)
3.(新製品の出荷時期タイミングはありますが)2016年Q2結果では、1位Fitbit、2位Xiaomi, 3位 Apple、4位 Garmin という世界の売れ筋ウェアラブル端末のトレンド