1人で作れるものを1万人で作る、日本のIT業界の恐るべきムダ
コメント
注目のコメント
パッケージ入れるなら、業務をそれに合わせるのが一番安上がり。でも情報システム部門は自分達の仕事を作るために余計な事するんだよね
業種によるね。
製造業の現場の仕組みなんかはやはりスクラッチ開発じゃないとダメだと思う。
システムに人が合わせるのではなくて、人にシステムが合わせるべきだと声を大にして言いたい。
うちの会社なんかはグループウェアもSFAもBIツールっぽい情報検索も全てスクラッチ。
基幹システムともシームレスに連携出来てメリットは大きいな!
他と同じ事をしてては差別化にならないですしね。
スクラッチ開発で失敗するケースは発注側の窓口担当者の社内調整能力不足と開発会社に対する理解不足が殆どだと思います。
発注側がしっかりしなきゃ絶対に成功しない。うーん、何だかなぁ。。
いろいろ突っ込みどころは多いんだけどコメントでは上手く表現出来そうにない。けど少しコメントしてみます。
システムをパッケージ化してその開発費用を回収するのってそんなに簡単な話じゃないんです。例えばSAP導入をやってるSIerは大抵何とかテンプレート(筆者はフレームワークと呼んでる)を持ってるけど、やっぱりそのままじゃ使えないと判断されるケースが多い。どこかの会社向けに作ったものって帯に短し襷に長しになりやすい。
⇒ この点はSIerのソフトウェア開発力不足かな。
またそれを継続的に維持していく(法改正とかOSやミドルのバージョンアップなんかに対応していく)のってなかなか体力がいる事なんで、みんな途中で挫折していくんです。
⇒ 使用する開発言語の選択や仕様を作りこんだ際の拡張性に左右される。低級言語が苦手な日本企業はこの辺が下手。
頑張る所は複数の会社に入れたナレッジを上手くテンプレート化出来て業界横展開で成立するケースもあるんですが所詮小さな横展開なんですね。。
⇒ 苦労する割に大して儲からない。
パッケージやERP的なシステムだって山ほどあるけど本当の意味でビジネスとして成立できているのはごく少数。海外製ERPのように最初から巨額投資して作ってなかったり(プロダクトアウトでない)、日本ローカル向けに作ってたりでマスを取れないんですよね。。
⇒ なのでパッケージのライセンス商売だけでは厳しいのが現状。
だからパッケージが進化していかない。
業務系のパッケージビジネスではCompanyなんかは日本ではものすごく特殊な例。
最初から機能性が高かったことと全要望を標準機能に組み込む っていうコンセプトでユーザーを増やしていった戦略の勝利。その次にHUEという新たな製品へ巨額投資するという判断は他はしない。あんなに儲かっているOBICの製品はずーーっと大して変わっていない。この辺が日本のソフトウェアベンダーの悲しい現状かなと。
何だか反論なのか肯定なのかよく分からないコメになってしまった、、反省。