グーグル、組み立て式スマホ断念 コスト高で採算合わず
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電子機器のコストダウンの歴史はコネクタ削減の歴史です。半導体などは最初は高価でも量産が進めばどんどんコストが下がりますが、コネクタの価格は下がりません。回路をモジュール化すると必ずコネクタが増え、そのコネクタを共通化しようとすると通過帯域幅や電力など全て仕様が上限になるので、オーバースペックのコネクタを使うことになり、コストアップになります。ハードの技術者にとっては常識。それを解決するようなローコストで高信頼性の接続技術が鍵です。
ハードウエアを柔軟に変更可能にする(コンフィギュラブルにする)というアイデアは、数限りなく提案され、結局どれもものになっていません。すべてコストが見合わない、が理由です。
例外が、FPGAとレゴのブロックでしょうか。どちらも試行錯誤の需要に応えているという共通点があります。試行錯誤を多くの人が何度もやらなければいけない需要からスタートしないといけないのでしょう。