【細野豪志✕真山仁】シン・ゴジラで斬る、政治家と原発、安保(前編)
NewsPicks編集部
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筆者です。ある意味、異色の対談です。
よく官僚たちが、特に原発問題では「民主党できちんと向き合っているのは、細野さんだけだった」と話していました。あの混沌の中で、何とかされてようとしていた話をよく聞きます。
一方、真山さんは、3.11の前に「ベイジン」という原発事故の小説を書かれていました。今も、ハゲタカの最新シリーズ「シンドローム」で、福島事故をモチーフにしています。(前職で、少しお手伝いさせて頂きました)。
対談は、前編のシン・ゴジラ中心のトークから、後編はより現実の危機問題へと大きく展開していきます。ご覧頂ければ幸いです。真山さんとは原発事故の後に話して以来、久々だった。超多忙なのに、相変わらずチャーミングさを失わない素敵な人だ。
原発事故によって、多くの人生が変わった。奇しくも、今日であれから5年半。痛恨の記憶だ。だからこそ、今も福島に通う。そして、政治家として、あの危機を経験したことを無駄にするわけにはいかないと改めて思う。フィクション小説のフォーマットでのジャーナリズムを志向してらっしゃる真山さんには、確かに嫉妬するような作品だったのでしょうね。シン・ゴジラは。
取材を通じてギリギリまで事実を詰めながらも、核心部分については話を聞かずに想像で書き上げるのが真山流だと、ご本人から伺ったことがあります。世の中には『ハゲタカ』の鷲津や芝野のモデルを自称する方が多くいらっしゃるそうですが、実際にはモデルはいないのだそうで。
真山さん、今度は小説でゴジラを書いてください。